北九州市議選は、定数57を過去最多の96候補が争う大混戦・大接戦のまま26日に投票日を迎えます。各党がかつてない規模の選挙活動をするなか、日本共産党が訴える暮らし応援・物価高騰緊急対策と、下関・北九州道路ストップが大争点に。全7区9候補全員勝利に最後の最後まで奮闘をと、党員・後援会員が全力をあげています。
24日、八幡東区の、きた時子候補は、スタンディングで「命と暮らし、平和を守る、同区唯一の女性市議実現へ。党派を超えて」と熱弁。企業・団体献金による市政のゆがみをただすと訴えました。
(写真)最終盤の訴えに声をからす、きた候補(右)=24日、北九州市八幡東区
裏金事件で逆風の自民党候補は「政治とカネ」に口をつぐみ、「当選で信頼を取り戻す」と無反省な態度。候補が宣伝カーを降りての自転車宣伝やつじ立ち、企業・商店訪問での組織戦を行っています。
公明党は斉藤鉄夫代表、山口那津男前代表が来援し、斉藤氏は「下関・北九州道路建設こそ市発展の力だ」と放言。著名歌手も戸別訪問しています。
選挙を通じて国民健康保険料・介護保険料引き上げ予算への賛否など、「オール与党」と共産党の違いが鮮明になっています。「折り入って作戦」で参加者が「届ければ届けただけ支持が広がる」と手ごたえを語る一方、「問題は規模とスピードだ」と強調。9候補全員が1票を争う当落線上で現状では競り負ける恐れもあるなか、各候補を先頭に党員・後援会員の総決起を呼びかけています。
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