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誕生日無料健診始まる インドネシア

2025年02月12日 12時35分45秒 | 一言

全国民に「公平と尊厳」

心待ちにしていた

 インドネシアで10日、全国民を対象とする誕生日の無料の健康診断が始まりました。保健省によると、今年中に6000万人が受診するとみられます。5年以内に約2億8000万人の全国民に提供することを目指しています。


 ブディ保健相はジャカルタ・ポスト10日付への寄稿で、世界最大規模の医療プログラムとなる無料健診計画について、「単なる公衆衛生活動ではなく、全ての人々の公平、尊厳、進歩を保証する記念碑的な取り組みだ」と強調しました。

 健診は義務ではありませんが、誕生日以降に無料健診券を受け取れます。インドネシアで死因の上位を占める脳卒中、心臓病、結核などのリスクを判断できる検査項目が含まれます。

 ロイター通信によると、首都ジャカルタで10日に健診を受けた教師のラミカさん(33)は、胸、子宮頸(けい)部、目などの検査を受けましたが、異常はありませんでした。「無料健診を心待ちにしていた。多くの人がこの機会を活用してほしい」と語りました。

 無料健診は1月に始まった学校の無料給食とともに、プラボウォ政権の主要公約である「無償健康増進プログラム」の柱です。ブディ保健相は「適切な栄養摂取と予防医療を連携させる包括的な健康戦略」であり、都市と地方の医療格差を解消し、健康で回復力のある国民生活の基盤だと強調しました。

 無料検診と学校給食には多額の国家予算が必要で、今年だけで必要な予算は約76兆ルピア(約7060億円)に達します。プラボウォ大統領は1月22日、不要不急の公共事業や国内外の出張などを控え、今年の予算の約8%に達する約300兆ルピア(約2兆7900万円)を健康対策や全国33万校の学校修繕に回すよう指示しました。


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