3代目 その名は はる

嫌な予感がしていた・・・・



ミーの時と同じ・・・

最後に見たしぐさを昨日は吉がした・・・・

ミーが居なくなる前　吉がミーと私のやり取りをずっと観ていた

その最後に逢った日もご飯は早々切り上げ残し　私とお名残り惜しそうに

見送ってくれた・・・・

昨日は吉が　早々ご飯を残し工場の人間が入らない処で私を見て

しゃべっているような泣き方をした・・・・

この数週間　吉はこの子を連れてご飯を食べに来た


でもその子はトテラに隠れ見えなくなってからそ～っと出て来て

吉のご飯を覗いてみていた・・・

このご飯は安全だよって・・・見せているように

ミーも吉に見せていた・・・

また会えるよね吉・・・・ねえっ・・・・吉

・・・・・・。

今日のお宿のご飯入れの最中　小さな鳴き声がず～っとしていた

吉だったらすぐ出てくるのに　耳元で　声をかけると主張しか細くないていた

どうして出てこないの？吉・・・・

その子は吉ではないから出てこれないのです・・・・

裏に回ると



吉ではない・・・

今日は一人でお宿に来ている・・・・

・・・・お前にも名前を付けてあげなければ出てこれないよね・・・・

この子はGrayの目でぶちがこんもり山型です右耳カット

吉はハート形しっぽは黒白のボーダー左耳カット

・・・・・・。

春一番に私のご飯を頂きに来てくれたから

はるとなずけよう・・・・

はると呼んだら振り向いた

よし・・・はる・・・おたべ・・・・

はるは食べてもいいんですかと遠慮がち

いいよおたべとその場から離れてあげた

するとトテラを抜けお宿のフードに顔をうずめていた



吉が居なくなったとしたら・・・・はるは寂しいね・・・・

猫の別れは突然と聞いていたが　吉に逢えないとしたらそうなんだろう

吉の出会いも私にとっては心を癒された出会い・・・・

ミーの時も・・・・

はるは小さいから　しっかりおたべ　免疫付けて頑張るんだよ・・・・

なかよくしょうね　　　　はる

なんか・・・・今日も切ない出来事だった・・・・

此処は出会いと別れ　勉強させられる神社です・・・・・。