ちば のぶよのHappy Beading Life

ビーズと暮らすライフスタイルを発信!

リス

2006-08-17 | 日記


昨日のブログでもお伝えしましたが、先日4ヶ月振りにロサンゼルスに戻りました。
ロサンゼルスには主人の用事に付いていったのですが、少し時間があったのでラスベガスに引っ越す前に住んでいたコンドミニアムに立ち寄りました。

植物園と隣接しているそのコンドミニアムは、樹がたくさん植えてあってまるでリゾートホテルの様です。
特にリクリエーションセンター(ここには住民は無料で使えるプール、ジャグジー、ビリヤード、テニスコート、ジム、サウナ、パーティールームなどがある。)
に続く遊歩道には人工の滝や池もあったりして綺麗です。

よくここを歩きました。とても気持ちが良くてリフレッシュできます。

プールはこんな感じ。リゾートホテルみたいでしょう?
アメリカではコンドミニアムにプールがついているのはごく普通のことです。
「いつでも行ける。」と思い、2,3回しか入らないうちに引越してしまいました。
今思うともったいないです。


そしてテニスコート。昨年あのシャラポワが、このコンドミニアムに住む知人とプレーして「なかなか、良いコートね」と褒めたそうです。(管理組合報より)
私は一度も使ったことありません。


私の住んでいた部屋から見える木々。


この樹にリスが住んでいました。
ある朝、ベランダに出たらリスが遊びに来ました。
何かえさをあげようとしたら、さーっと逃げてしまいました。
後で知ったのですが、リスはかなり臆病な性格です。
とっても可愛かったので、また家に来てもらえるように水とピーナッツをベランダにまいておきました。

そしたら、2,3日してそのピーナッツがなくなっていたのです。
それを1週間ほど続けました。
1週間後、今度は何もまきませんでした。

ある朝、「ぼとっ」という音に気が付いた私はベランダを見てみました。
そうしたら、あの可愛いリスがいるじゃありませんか!
今度はそーっと窓を開けピーナッツをまきました。
逃げませんでした。
へっぴり腰になりながらも、おそるおそるピーナッツを食べリスは森に帰って行きました。
この可愛いリスは、ネーミングのセンスの無い主人(以前のブログ「名前の由来」を見てね。)によってリスだから「リスっち」というなんともまあ、手抜きな名前をつけられました。
(以前義理の妹が送ってくれた「ガッツ石松伝説」と言う本、ここにはガッツ石松さんが残した数々の面白い伝説が箇条書きにされている超面白い本なのですが、この本の中に「ガッツ石松は拾ってきたすずめを飼い、そのすずめに「すずめ」という名前をつけた。」というエピソードがありますが、笑えなかった。家のだんなも同程度である。)

そうして月日が流れ、りすっちは徐々に慣れていき、私や主人の手からピーナッツを食べるまでになった。
ある日、いつものようにりすっちにえさをあげていると、別のリスがやってきた。
「あれ?あのリス、りすっちに似ている。」
「...っていうことはお前は誰?」
今までりすっちだと思い、可愛がっていたりすは別のリスだったのである。
てなわけで、その慣れたリスはりすっちの偽者だからということで、またまたセンスのない主人によって「にせっち」と命名された。
とても慣れていて可愛いリスだったのに、何ともまあ不名誉な名前である。

そして、今度は右耳の欠けたリスがやってきた。
リスはなわばり意識が強いので、餌場を争い負傷したのでしょう。
そのリスは、「かけっち」と名づけられた。

以上3匹はみんなメスリスだった。

今度はオスリスがやってきた。
こいつは曲者で、メスリスがえさを食べているときにやってきて、けちらしてしまう。
このオスリスはオスだからということで「おすっち」という名になった。

その他、小さいリスの「ちびっち」、小さくって臆病な「ちびりっち」など、あっという間に我が家は、町田リス園ならぬ「ロサンゼルスリス園」になってしまった。

あまりに多いと、こちらも大変だしえさをめぐって喧嘩してはリスが可哀想でならないので、私達は最初の3匹だけにえさをあげることにした。

ちゃんとこの3匹、時間差で来るのでなかなか優秀である。

まあ、リスの話はきりが無いほど長くなってしまうので、今日はこの辺にしておくとして、私達はすっかりリスのとりこになってしまったのである。
特に主人は、以前は飼い主が飼い犬のことを「うちの子」なんて呼ぶのを馬鹿にしていたのに、リスが来るようになってからは「うちの子、うちの子。」とえらい可愛がり様だ。
ラスベガスに引っ越してからも、毎日毎日「うちの子たちはどうしているかなー」とリスの心配ばかりしている。
これじゃまるで娘を嫁に出した父親である。

そんなわけで、何とかリスに会えないかと以前住んでいたコンドにわざわざ立ち寄ったのである。

でも、ちょうど一番暑い時間だったからか、リスに会うことはできなかった。
残念...


これがにせっち。
「チャーリーとチョコレート工場」で一躍有名になったハイイロリスの仲間である。


そしてこのリスは「にせっち」がモデルであります。

では、またねー