ちば のぶよのHappy Beading Life

ビーズと暮らすライフスタイルを発信!

悩み

2007-01-25 | beads

みなさん、お元気ですか?
このところ、忙しくって更新が2日に1回のペースになってしまっててすみません...
昨日からようやく次号のビーズdeビーズの作品にとりかかっています。
佐々木さんも早川さんもとっくにレシピも作成して、出版社に送っているというのに、私ったら本当にいつもぎりぎりです。
今の自分の状態は、昔流行ったテレビゲームで空から敵(仕事)が降ってきて、ボタンを押してミサイル?を発射!して打ち返している...
そしてそれを続けると、どんどん空から色々降ってきて爆発寸前でなんとかセーフ!!今はそんな状態です。
ドカーン!!GAME OVER     
とならないよう、がんばります。

今月に入ってずっと著作本の作品を作っているのですが、最近ある悩みに直面しました。よかったら、聞いてやってください。

私は本の作品をを作るときに、自分なりに簡単なものと難しいものを混ぜています。
例えば、前作の「ビーズモチーフワールド」だったら、ケーキやバッグ、お魚なんかは1時間程度で作れる簡単なもの。
主人公の犬やうさぎ、サルは中程度。
そして、パイロットベアや飛行機、タワーになると難しい部類。
ビーズの数も、少ないものもあれば、多いものもある。
もちろん、(私は本用にスワロで作っているけど)全部をスワロで作る必要も無く、丸小で作ってもアクリルビーズで作ってもいいようにデザインしている...つもりだ。
モチーフを始めたばかりの初心者の方にも楽しんでいただきたいし、普通のものでは飽き足らないと言う方にも作っていただきたいと思って、掲載する作品を考えてきた。

でも、最近その自分の考えが果たして正しいのか?
そして、自分が考えている「簡単」は本当に読者にとっても「簡単」なのか...
迷い始めてきた。
自分のリアリティに対するこだわりが、単なるわがままになっていないか?
色々考えて壁にぶちあたってしまった。

これが展示会用の作品だったら、迷うことはないだろう。
でも、本のお仕事となるとそうはいかない。
その向こうには作ってくださる読者の方々がいらっしゃる。

みなさんはどんな本を求めていますか?
どんな作品を作りたいですか?

これは講習会なんかにも通じる悩みで...
先日のコメント欄にも書いたのですが、実は今度、急遽開催が決定した熊本のビーズグランプリで1日講習会を担当することになった。
今月末までに作品を決めないといけないのだけど、何にしようかかなり迷っている。
担当の方は「難しかったではなく楽しかったと言っていただけるようなものがおすすめです。2時間の講習会なので1時間半くらいで終わるものを」とアドバイスしてくださった。
ちょうど、その数分前に本用に作った作品をご覧になった出版社の方から、「すごく可愛いのだけど、クオリティを下げないでもう少し技術を下げてください。」と何とも曖昧で難しいけど、何となく分かる!というアドバイスをいただいた後だったので、さらに考えてしまった。

1時間半という時間の目安は、少なくとも私にとっての1時間半でないことは確かだ。
難しくって作れないと問題だし、かと言って簡単すぎるのは経験者にはつまらない。
初心者にも作れるけど、経験者にも納得していただけるような見栄えのする作品...
最近、こういったことをぐるぐるぐるぐる考えながら、作品を作っている。

よかったら、みなさんもアドバイスしてください。
よろしくお願いいたします。