ちば のぶよのHappy Beading Life

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学校のこと 2

2016-09-13 | 日記
先日の記事の続きです

子供たちがアメリカの学校生活を送って、一番驚いたのは食生活の違いです。

アメリカの学校にはカフェテリアがあり、ランチはそこでとります。
長男の通う小学校では、カフェテリアが狭いため、学年毎に時間を設定して利用します。

ランチのメニューは月ごとに決まっていて、メインを選ぶことが出来ます。
ランチにカフェテリアの給食を食べるか、お弁当を持ってくるかは全くの自由で、毎日給食の子もいれば、毎日お弁当の子もいるし、日によって決める子もいます。

長男のクラスは、大体6割くらいが給食を食べるそうです。

カフェテリアの給食の支払いは、現金またはあらかじめオンライン決済されたIDカードでします。
1食2ドルですが、ある一定の経済的条件を満たしていれば半額または無料で食べられます。

給食のメニューはジャンクフードのオンパレードでピザ、タコス、ブリトー、ハンバーガー、ナゲットの繰り返しです…
選べるメインの「ジャンクフード」に加え、牛乳(またはチョコレートミルク)、袋に入った野菜(まるで餌みたい…)、デザート(デザートなのにまずいらしい)が一皿に盛られます。
デザートがスナックのことも多いそうです。(だから太るんだ…)

私の子供たちはまだ給食は食べたことがありませんが、絶対に食べたくないと言い張ります。
小学校の給食は本当にひどく、あまりの不味さに吐き出す子も多々いるそうです。
ため息をつきながら、食べる子もたくさんいるのだとか…
ゴミ箱には子供たちが残した残飯だらけで、たとえ食べたことがなくても酷いものだと分かる有様だそうです。

どうしても朝起きられなくて、お弁当が作れないなら、スナックだけでも1日は我慢するから給食はやめてと言われて、切なくなりました。

アメリカの小学校の給食の酷さは社会問題となっています。
何人かのアメリカ人に意見を聞く機会がありましたが、みな口を揃えて酷いと言います。
でも、もっと不思議なのは、それだけ酷いと思っているのに(もしくは、子供たちだってそう伝えているだろうに)お弁当を持たせず毎日給食を食べさせている親の存在が半数以上いることです。
給食を食べさせるということは、スナック以外何も食べさせないと同じ意味なのです。

お弁当を持って来る子もいるそうですが、日本のお弁当とは全く違い、その簡単さに子供たちは驚いています。
パンにピーナッツバターを塗っただけのサンドイッチとポテトチップス(ただでさえ量の多い大きなピーナッツバターがアメリカでは普通に12個のケース入りで販売されています…)とか、少しマシなものでも、パンにハムとジャムのサンドイッチ(これも長男は不思議に思ったようですが、アメリカジャムはハムをフルーツとソテーしたりするので、これはまぁ有りかもと思います)にフルーツ程度。
あとは、スーパーなどで99セントで安売りしているランチパック(中にはクラッカー、ハム、チーズ、冷めたナゲットが入っていて、クラッカーにハムとチーズを挟んで食べる)など、本当にこれが食事なのか?アメリカ人の辞書には食育という言葉はないのか?と思いたくなるようなランチばかりなのです。

次男も先日、クラスの子が「生の」ピザに「生の」チーズを載せて食べていたと驚いて話していましたが、これもきっとランチパックだと思います…

なので、長男がお弁当を食べていると、いろんな子が日替わりで覗きに来るらしいです。
日本にいれば手抜き弁当の類でも 笑

さて、長々とアメリカの食生活の偏りについて書きましたが、楽しい事もたくさんあります。

アメリカでは、子供たちが楽しめる学校行事がたくさんあります。
今週末は夜学校に集まって(任意参加)映画を見るイベントがあります。
フードトラックも来るらしく、子供たちもとても楽しみにしています。

その他、ハロウィンやクリスマス、季節のイベントも色々あるようです。

長くなったので、今日はこの辺で。
次回は、イジメや問題が起きた時の対応について書きます。

オマケ


先日次男が初めてのテストで満点を取りました。
アメリカでは、点数は%で表します。
満点のテストには、カリフォルニアピザキッチンというレストランで使えるキッズミールの無料クーポンがついていて、びっくりしました 笑

子供以上に親が喜んでいます。
まあ、子供はタダでも親の分は支払うし、チップも払うので、キャンペーンになると思いますが、それでも嬉しいです



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