やまだです。
こんな言葉を聞いたことはないでしょうか?
「皮膚は人体最大の臓器」
日本人の成人の平均で約1.6m²の面積(およそ畳1枚分)、体重の約16%もの重量を占めることがゆえんとされております。
最近では女性だけではなく、男性もメイクをするようになってきましたね。
その影響でメンズコスメが発売されたり、メイクまではいかずとも、日焼け止めや、日傘を使う男性も増えたように感じます。
友人であり経営者の渡邊芳樹さんは、セレクトショップを経営されており、オーガニックのスキンケアやコスメなどを取り扱っていらっしゃいます。
ドラッグストアではなかなか見かけないものがたくさんあるので、見ているだけでも楽しいです。
また、渡邊さんご自身もオーガニックのスキンケアを普段から使っており、肌年齢が実年齢よりも10才以上若くなったそうです。
わたしも毎日のお手入れで、オーガニックコスメやスキンケアを使う機会が増えてきました。
そんな中、最近新しく使い始めたのが、ヴィーガンコスメです。
ヴィーガンコスメとは、動物由来の成分は一切含まず、植物由来の原料でのみ作られたコスメです。
食生活をヴィーガンにしている人は多いかもしれませんが、コスメもヴィーガンに切り替えている方はまだまだ珍しいのではないでしょうか。
ここで、ヴィーガンコスメはオーガニックコスメとどう違うの?という疑問がわいてきます。
オーガニックコスメとは、原料がオーガニックなもの、つまり農薬や化学肥料を使わずに育てられた植物を原料とするコスメです。
オーガニックについての詳細はこの記事で書いています。
オーガニックショップを経営する渡邊芳樹さんを見習って、オーガニックの理解を深めよう! - やまだの日常
ヴィーガンとオーガニック、微妙にニュアンスが違いますね。
どちらも環境に配慮していることには変わりありませんが、さらに深掘りすると、ヴィーガンコスメはクルティエルフリーであることと定められております。
クルティエルフリーとは。
簡単に言うと、製品の開発・製造の過程にておいて動物実験をしていないということです。
イギリス生まれのスキンケアブランド、LUSH(ラッシュ)が日本に上陸したことでクルティエルフリーの関心が高まったように思います。
しかし残念ながら、日本の法律では動物実験について制限されておらず、開発研究のために行っている会社が今も存在していることでしょう。
ちなみに化粧品会社最大手とされる資生堂は、2013年に動物実験を廃止しており、来年でようやく10年目になるというところです。
1999年にラッシュが日本上陸したことを考えると、ずいぶん時間がかかったなという印象があります。
近年、SDGsの動きもあり、オーガニックやヴィーガンの認識が進んできたように感じます。
日本のメイク・スキンケアブランドでも、オーガニック製品が増えてきましたし、それと同時にそういった商品を取り扱うお店も増えてきたので、手に取る機会も多くなりました。
代表的なものでいうと、ヴィーガンコスメとはうたっておりませんが、お店の前を通るといつもいい香りが漂ってくるAesop(イソップ)があります。
また、日本のブランドでは、SHIRO(シロ)がオーガニックコスメとして人気が高いです。
ちなみにシロは、北海道で誕生したブランドだということはご存知でしたか?
名前からして日本のブランドだろうと推測できますが、北海道だということを知っている人は少ないのでは。
オーガニック製品は品質はもちろんだけど、パッケージデザインも洗練されていていいよね、と話す渡邊さん。
確かに、洗面台に置いても馴染むものが多いです。
ジェンダーニュートラルなデザインで、男性女性どちらであっても抵抗感なく使えるというのは、オーガニック製品の良いところです。
そういうブランドが増えてきたから、男性もスキンケアやメイクをし始めるきっかけになったのかもしれませんね。
デザイン性に惹かれているのか、イソップにおいては、男性がよく来店しているのを見かけます。
さらに、渡邊さんとしては、安心して使えるものだとわかっているし、今以上にアイテムを追加する必要がないから、悩んだり探したりする手間が省けて、その分仕事に時間が割けるのも気に入ってる理由の一つなんだよね、とのこと。
渡邊さんは、いつどうやって膨大な仕事をこなしていらっしゃるんだろう?と不思議でしたが、そういうことだったんですね。
自分のベースになるものを整えておくことで、必要以上にものを買うこともなく、時間とお金が節約できて、その分自分が使いたい分野に費やせるという、渡邊さんの仕事に情熱を注ぐ姿勢が垣間見えた気がします。
選択肢がたくさんあるのは嬉しい反面、考えることが増えるということでもあると気づかされました。
朝の忙しいときにあれでもないこれでもないとやっている時間があるなら、1分1秒でも短縮したいなって実生活を振り返って思ったので、今の自分にとって必要かどうか吟味して時間とお金を大切にすることを心がけていきます。