ガイカの夜明け

FXトレーダー トーマスの日々の計画と気づき

2月27日からの計画   リスクオフへの嫌な予感のチャート形状

2017年02月27日 08時22分41秒 | 日々の売買計画と結果

ユーロ円に代表されるように、ここ10日間程はリスクオフの傾向が見られる。
ドル高、円高の傾向が見られ、ドル円ではC1-4波の終点と捉えていた111.57に近づいている。
と同時に、ユーロドルも下降チャネルに沿って下落していて、嫌なチャート形状である。
株式市場は総じて高値更新、又は高値付近を維持している状態であり好調ではあるが、何か危なっかしい。
全体的に嫌な予感を感じるチャート形状である。
年初から順調に推移して来ているだけに、調子に乗っていると思わぬしっぺ返しがありそうで注意したい。

USDJPY (日足)
ダイヤゴナル・フォーメーション(ブルー)の上抜けに対する目標値はダイヤゴナルの始点115.36である。
しかし今回は114.93までの上昇に留まり、僅かに未達のまま下落に転じた。
その後一旦は112.51にサポートされてリバウンドしたが、先週金曜日には112.51を下抜けた。
このことで111.57が視野に入ってきている状態。
112.51、並びに111.57は過去から幾度となく機能してきた重要なレベルで、今週の注目はこれらが上手く機能するか否か?…であろう。
111.57にサポートされた場合、又は、旧下降チャネル上辺(赤点線)にサポートされた場合、これらのポイントから反発して、先ずは112.51を越えられるか?…否か?…である。
上昇に転ずるには短期での上昇波動を形成しなければならず、114.93を超えるまでの道程は長い。
一方、111.57を下抜けた場合は一挙に下方向へのリスクが高くなる。
高値114.93からの下落をabc波動とカウントした場合のc波ゴールは111.44であり、111.57を下回る計算になる。
このケースでは、エリオット波動のC1-4であるとカウントしていた111.57が更新されることでもある。
111.57のC1-4はサイクル的にはほど良い底打ちのタイミングであると考えられたが、崩された場合はカウンティングを修正しなければならない。
いずれにせよ、111.57レベルを下回れば、次は半値押しレベルの109.90が視野に入る。
105台から111台へは一挙に駆け上がってきた経緯があり、大きなチャートポイントが少ない。
ネガティブなニュースに大きく反応し易いチャート形状であり、下方向へのリスク管理は徹底していきたい。

EURJPY (日足)
下降チャネル(赤点線)の中に一旦は戻されたが、下落の波動が形成されて新たな下降トレンドラインが引かれている。
現在は61.8%で止められて越週している。
下降トレンドラインからの乖離を埋める動きが出やすいレベルにある為に、一旦は戻されるか?
下降トレンドラインに引き付けての戻りを売りを検討したい。

EURUSD (日足)
ブルーゾーン(A)からの下落が進行している。
下降トレンドライン(赤)が形成されていて戻り売りが有効な環境。
1.0499は過去から幾度となく機能しているレベルであり、先週も止められている。
今週は、下降トレンドラインに沿った下落が継続するか?…否か?
1.0499、並びに1.04615を下抜けられるか?…否か?に注目し、スイングショートのポジションをコントロールしていきたい。



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