ガイカの夜明け

FXトレーダー トーマスの日々の計画と気づき

本日の窓埋めは「早起きは40銭の得」になりました

2012年02月27日 14時30分13秒 | FXトレードの考え方

本日の月曜日も、先週と同様に大きく窓が明いてスタートしたので売り上がり。
先週終値にセットした利益確定の指値(赤水平線)にヒットし(赤丸)、「早起きは40銭の得」という結果でした。
窓埋めは、ピップス数は小さいながらも、枚数次第では、ちょっとしたアルバイト以上の金額になります。
一週間の一番目のトレードが上手く行くということは、メンタル的にも大きな支えになります。
もっとも、明いた窓が100%の確率で埋まるというものではありません。
多少埋まりにくい窓もありますし、かなりの確率で埋まるという窓もあるので選んでトレードする必要があります。

EXCELで通貨別に分析をした事があります。
言えることは、先ず、円絡みの通貨は、ドルストレートに比較して埋まりやすいという事。
特に、ドル円は、かなりの確率で埋まるという結果を得ています。

何故「円絡み」の通貨、とりわけ「ドル円」が埋まりやすいか…については、
東京オープン以降では、マザーカレンシー「円」が取引の主体となるということから、
「バランスが崩れて明いてしまった窓」について、「真っ先に元値に戻しに行く」……というのが、私なりの解釈です。

二番目の条件については、
どのような状態で窓が明いているのか…?、その原因が何なのか……?を探ると見えてきます。
そして、その原因が解かれば、埋まりやすいのか?、埋まりにくいのか?が解かります。

今回のケースでは、強制ロスカットによる値飛び…が原因かな?…と推測ができます。
つまり、前の週が一方的な上昇で「買われ過ぎ水準」にあり、加えて、高値引けして越週をしたという事実にあります。
キャリートレード全盛のころに良く見かけたパターンですが、各証券会社による値洗いにより、売り手のストップが発動されて値が飛ぶという現象です。
この様な本来の取引の姿とは異なる値動きは短時間に修正をされやすいといえます。

第二のケースでは、目先の相場が行きたい方向とは「逆方向」に窓が明いた場合です。
トレンドが発生している状態で(かつ、過熱感が無い状態)、
その方向とは逆方向に窓が明いた場合は、当然埋まる確率がかなり高い。

埋まりにくいケースとしては、上記と逆のケース。(トレンド発生中にトレンド方向に明いた窓=Runaway Gap)
或いは、土日にファンダメンタルズに影響するようなビッグニュースがあった場合などで、
それまでのトレンドが転換したり、重要なチャートポイントをブレイクしたりしたときに発生する窓は、Breakaway Gapになり、
埋まるのに時間がかかったり、埋まらなかったりするので危険性が高く様子見にします。

今週の月曜日にドル円が置かれていた環境は、二週続いてほぼ同じ状態でした。
二匹目のどじょうがそこにいたという事は必然といえます。
二週間のチャートを上下に比較してみると、ほぼ同時間に、同じような動きをしている様子がわかります。
グリーンの時間は、NYクローズから東京オープンまでを示します。
NYクローズの価格をタッチした直後に反転(ピンク丸)しているという事は、マーケットがNYクローズ値を意識していることの現われです。
この特性をトレードに活用しない手はないと考えます。

少なくとも、短期的な値動きは、「需給関係」と「人間の心理状態」にあり、
それは必ずチヤートパターン(フォーメーション)に現われているということが言えると思います。



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