新型コロナウイルスの感染拡大防止として、政府は全国の小中高校に対して休校の要請があった。うちの次男が通う小学校も要請に従って、来週から春休みに突入。突然訪れる長期休み。さぞかし次男は大喜びかと思いきや、案外そうでもないらしい。そう、自宅には専業主婦の妻と、ひと足お先に春休みでグウタラしている長男(19)が日中も居るのだ。
マスコミはあんまり騒がないけれど、新型コロナウイルスはとっくに市中感染が始まっているんだろう。大きなテーマパークの休園もはじまったりして、色んな意味で新型コロナウイルスに恐怖を感じるようになったから、おそらく家族も同じ気持ちになっていると思う。これから暫くの間、除いた3人は平日の昼間から自宅で過ごすようになる。
・・・食費が心配だなぁ。
4月から6年生になる次男のために、5年生のふりかえりとして、ネットで国語や算数のテストをプリントアウトして、学校の先生よろしく出来ない箇所を教えてみることにした。ただし、根を詰めてやらず、ゲームや漫画の息抜きとして。
「プリント〇〇枚!!」とか、「1日〇〇時間の学習!!」とか、子供を縛り付けてやるものじゃないかなーって個人的に思っている。長い春休みだ、あくまでも5年生の振り返り学習、出来ない箇所を出来るようになればいいのだ。
Nontendo SwitchのFortniteを1時間プレイした次男に休憩を勧め、早速漢字のプリントをやらせてみた。親の目の前で漢字テスト。なかなか緊張していたのか、漢字が思い出せないようで、たまに空欄や誤字がある。1枚、2枚とプリントを書いては対面に座る私が採点していく流れ。そして、次男は5枚目で集中力が切れたらしく、やれトイレだのお茶だのと他のことをやりはじめたので、出来なかったところをノートに書いてやり直すようにした。
やり直す時も、ただ間違えた漢字を書き並べていくのではなく、3回同じものを書いたらおしまい。同じ文字をずっと書いていくと、ゲシュタルト崩壊するからね。
間違えた漢字を一通り書いたら、またゲーム。
ゲームに飽きたらまた漢字のプリントだ。
「これ、漢字のプリント終わったら、もう春休みの宿題無いの?」
いや、新しいプリントを渡すよ。
「えー、何枚あるの?」
何枚でもあるよ。
「えー、いつになったら終わるの?」
春休みが終わったら、宿題が終わりだよ。
「えー!!!!」
いいかい次男よ、これはプリント何枚とか、1日何時間とか、そういう目標は立てていないんだよ。たくさんプリント書いたからスゴイとか、1日10時間宿題したからスゴイとか、そういうのじゃないんだ。目的は5年生の振り返り。出来ないところが出来るようになることなんだよ。たくさんプリントを書けたり、1日10時間宿題できる、そういう能力に長けるんなら、やればいいんじゃないのかな。でもね、目標は出来ないところが出来るようになることだからね。プリントが少しだったり、1日1時間しか宿題をしなくても、解答を間違えず、全部出来るようになることを評価しますよ!!!