以前にも書いたことだが、
写真という熟語は「真実を写す」ことからきているらしい。
ただし、この「真実」とは撮影者本人の真実だということ。
つまり、私が目にしたものが真実で、
それを忠実に表したものが写真なのだ。
Topaz社のAIによる画像補正ソフト「Sharpen AI」を購入し、
今週ヒマさえあれば、過去の画像を補正している。
私の好きな佐野淳哉選手の写真で
ブレたりピントが合っていない写真を補正していく。
スマホの画面ではわからないレベルだが
拡大するとお分かりいただけるだろう。
並べてみると、よりハッキリ違いがわかる。
(この素晴らしいアプリがあまり話題にならないのは何故だろう)
このソフトに組み込まれているAIモデルは複数用意されている。
このため、補正元の画像をどのようにしたいか、
ブレ補正のAIモデル、ピント補正のAIモデルと、AIモデルを入れ替えて、その都度プレビューで確認しながら決めていく。(場合によってはAI補正した画像をさらに別のAIモデルで補正を重ねたりもする)
AIがなんでも自動で行なってくれるのでは無く、
私自身の手で、私の頭の中にある真実に近づける必要があるのだ。
その作業がとても楽しい。