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spacevision

AirTagはロードバイクを探すアイテムにピッタリだ。

AppleのAirTag。
発売から1週間以上も遅れてしまい、ようやく自宅に届いた。


「見つける天才。」

AirTagは、あなたの持ち物をあっという間に見つけます。鍵に付ける。バッグに入れる。それだけで「探す」アプリがあなたの持ち物を探し出します。これは、Apple製デバイスを追跡したり、友だちや家族の場所を知るための方法と同じです。 

繰り返すがAirTagは「持ち物を探し出すための道具」である。このAirTag発表時、自転車界隈は「盗難防止として役に立つのでは?」と議論されたが、ハッキリ言って盗難防止としては全く役に立たない。こんなものが盗難を防ぎ、止めることに役立つわけがない。盗まれる時は盗まれる。「このバイクはAirTagを搭載しています」とステッカーを貼っても意味がないし、「AirTagが入っているから盗まれても追跡出来る」なんて発想は、そもそも盗難が発生している前提での話だ。盗難は事前に防ぐことが大切で、それを考えるなら、今も昔もU字ロックで地球とガッチリ繋ぎ合わせることだ。間違いない。

 
では私は何のためにAirTagを買ったのか。
それはロードバイクを探すためである。

言っていることが上記と矛盾していると思われるだろう。
だが、私がロードバイクを探すシーンは少し違う。

ツールド東北や那須高原ロングライド、そして富士ヒルクライム。
1000名を超える参加者で賑わったサイクルイベント。
(今では別の世界線の話になってしまったようにも感じるが)

それらに参加した際、「俺のバイク何処置いたっけ?」と
ウロウロ探し回った経験は無いだろうか。

私は、ほぼ毎回ウロウロ探し回る。
ロングライドイベントではスタート後、エイドステーションに到着する度に毎回ウロウロするため、相当なタイムロスを生じている。幾ら目印をつけたりしても、まるっきり効果がない。一緒に参加する仲間を頼ってしまう。


話をAirTagに戻す。

保護フィルムを剥がし、iPhoneに近づけるだけでペアリング完了。
あとはロードバイクのツールボックスに入れて使うだけ。

実際に使ってみての感想は、Twitterに動画を上げたので確認してほしい。

最高である。

約50m離れていても、微弱電波をキャッチ。
AirTagに近づいていくと、何m以内にあるのか表示。
さらに10mを切ると、矢印で方向がわかり、
1mを切るとiPhoneがバイブレーションで教えてくれる。

ほしかったのは正にコレだ。

これならサイクルイベントでバイクがすぐに見つかる。

 
新型コロナの影響で、大規模なサイクルイベントは別の世界線へ飛んでしまったかもしれないが、AirTagをロードバイクのツールボックスに入れ、開催を祈願しよう。

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