自己負担額：193,810円！！！！！
骨折の手術って、こんなに高額なんですね・・・。
 | 病気がみえるvol.11 運動器・整形外科 |
| 医療情報科学研究所 | |
| メディックメディア |
鎖骨骨折の手術から1週間、今ではすっかり吸収熱も落ち着いて、散歩しても辛くないです。
今日は妻を助手席に、近くのコンビニまで自動車の運転をしてきましたよ～。
少しずつ、日常生活を取り戻しています。
体も気持ちも落ち着いてきて、加入している保険屋さんから申請書類が届いているので
あらためて今回の鎖骨骨折でかかった費用について、細かな内容と共に記録しておきます。
（注意）
以下に私がまとめたものは、
もてぎエンデューロ春2018のサイクルイベント中に発生した落車で鎖骨骨折してしまい、
その骨折の治療のために入院・手術したことで発生した医療費の詳細です。
当然、鎖骨骨折といっても転位の大きさや施術の仕方によって医療費は変わってきますから
今回私の場合はこうだったんだよ～って、笑って読んでいただければ嬉しいです。
 | 2018－2019年度版 イラスト図解 医療費のしくみ |
| 木村 憲洋,川越 満 | |
| 日本実業出版社 |
病名：右鎖骨骨折幹部骨折
術式：観血的整復固定術
入院：4月23日～28日（診療期間）
支払：組合管掌（負担割合：3割）
＜保険診療費＞（表記は医療費、つまり10割の額）
・初再診料：2,820円
・入院料等：700円
・医学管理：2,600円
・投薬＿＿：930円
・手術＿＿：215,930円（※1）
・麻酔＿＿：76,500円（※2）
・リハビリ：10,800円
・DPC_＿＿：171,820円
（※1の内訳）
・骨折観血的手術（鎖骨）：113,700円
・手術材料
プレート（骨端用（生体用合金）標準型）：76,000円
スクリュー（一般（生体用合金））：5,890円
・手術（手術薬剤）：10,320円
生理食塩液1L、キシロカインゼリー2%、ゲンタシン軟膏0.1%1mg、塩酸エフェドリン注射液4%1mL、ロクロニウム臭化物静注液50mg/5.0mL「マルイシ」5mL、フィジオ140輸液500mL、ブリディオン静注200mg2mL、塩酸メピバカイン注シリンジ1%「NP」、生食注シリンジ「オーツカ」10mL、生食注シリンジ「オーツカ」20mL
（※2の内訳）
・麻酔（閉鎖循環式全身麻酔）：66,000円
・麻酔（麻酔管理料）：10,500円
＜保険外費＞
特別室料：32,400円（個室5泊分）
食事療養費：5,980円（食事6日分）
＜まとめ＞
骨折観血的手術と材料費が半々だということに驚きました。っていうか需要と供給でモノの価格は決まるとはいえ、チタンプレート高いなぁ。そして「手術」と「麻酔」は別の欄として表記されていて、いかに全身麻酔が手術において重要なものだとわかりました。寝て、起きたら手術が終わっていたからなぁ・・・。相変わらずDPCの詳細が良くわからないけれど、たぶん突っ込んでも仕方のないことなんでしょうね。
＜その他、入院に関して＞
お金がかかっちゃったけど個室は便利。最初から骨折のためシャワーが自分でできないとわかっていたのでシャワーの付いていないタイプの個室でしたが、他人に気を使うこと無く、好きなタイミングでトイレが自由につかえるし、テレビもイヤホン使わなくて良かったです。あと地味だけど冷蔵庫が付いていて冷えた飲み物がいつでも使えたり、エアコンの室内調整が好きにできたりしたのも良かったな。
退院する時は土曜日だったので、医療費の20万円弱をどう支払うか相談したら、クレジットカードOKだというのです。20万円をATMから引き出すのって大変ですし、カードのポイント付くのがイイですね。
さて、次は保険屋さんとの話かな。
お金は、人生をより良く生きるための道具です。
日本には『お金の話は卑しい』という考え方があって
多くの人がお金の話、とりわけかかった医療費の中身について語ることは避けていたように感じます。
・・・そんなことを感じたのは私だけですかね。
