ながさき 大くんち展
コロナ感染症拡大の長期化により 市民生活 社会活動の閉そく感が続く今
ころな禍からの回復を願い 全踊り町に呼びかけて 傘鉾や出し物を一堂に展示し
空前絶後の ながさき 大くんち展を開催したそうです。
鎮西大社 諏訪神社 秋の大祭
十月七日から三日間 長崎の町を挙げて催しされます。
寛永十一年(1634年)二人の遊女が諏訪神社に
踊りを奉納した事が くんちの始まりとされていて
長崎奉行所の援助もあり 年々盛んになり
奉納踊りは 異国趣味のものも多く取り入れられ
江戸時代より豪華絢爛な祭礼として評判となりました。
踊町は長崎市内に58ケ町ありますが 現在 出演踊り町は43ケ町です。
(お金もかかるし 町内の人数 子供たちの減少などで・・・。)
全町が 七つの組の所属
新明会・・・元船町 上町 築後町 今籠町 鍛冶屋町 油屋町
昭平会・・・築町 馬町 東濱町 八坂町 銅座町
北斗会・・・椛島町 小川町 大黒町 出島町 紺屋町 東古川町 本古川町
八尋会・・・魚の町 今博多町 玉園町 江戸町 籠町
神清会・・・本石灰町 桶屋町 船大工町 丸山町 栄町 万屋町
七和会・・・五嶋町 興善町 八幡町 万才町 銀屋町 麹屋町 西濱町
常盤会・・・賑町 新橋町 諏訪町 新大工町 金屋町 榎津町 西古川町
それぞれの組で 出し物が重ならない様 決めてあり
川船 龍踊り 本踊り 南蛮船などが組み合わせて奉納されます。
江戸町 オランダ船
銀屋町 シャチ太鼓・・・太鼓の演武が素晴らしいです。
椛島町 コッコデショ くんち一番の人気出し物
龍・・・それぞれの町で特徴あり 諏訪町は白龍と 子龍の三匹
籠町の龍は 一匹だけで大きく 迫力満点
西濱町の龍船
鍛冶屋町の宝船・・・七福神の踊りも披露
万屋町の 鯨の潮吹き 鯨が潮を吹きます・・・人力ですが・・・。
上町のコッコデショはまだ新しく 座布団の配色が違います。
踊り町に全部ある 傘鉾
それぞれの町の由来や歴史を物語っていて 重量が重く
傘鉾だけを担ぐ 集団がいます。
毎年何気に街中で観たり しゃぎりの音で楽しんでいましたが
改めてとても勉強になりました。
どの年に来ても 楽しめる構成になっていますので
一度 くんちにいらっしゃいませんか
長々と書きました 最後まで読んで下さってありがとうございました。
今日もありがとうございます