言葉

ルネにはなかなか言葉が通じない。
手話は通じるんだけど、言葉はあまり理解していない様子。

ある時MAGICさんから
「手話を使わないで、言葉だけにしたら言葉を覚えるよ。」
というアドバイスを頂き、
それ以来、なるべく「言葉のみ」を使うようにしている・・・
のですが、気が付くと手がついていたり。（汗）
習慣って怖ろしい。（滝汗）




元々私は犬に何かを伝える時、
手話を使わない人でした。
ルネを迎えてから手話を使うようになりましたが、
れおの時は遠くにいるときに呼ぶとか、
そういう時ぐらいしか手の指示は出していなかったと思います。

なぜ手話を使っていなかったかと言うと、
当時は「どうやって教えてあげたら親切かな？」とか
「どうやったらわかりやすいかな？」とか
何も考えていなかったので、
言葉オンリーでやってたのです。

言葉だけだと覚えられないという事もなく、
普通に会話が出来るように育ってくれたので、
「犬は人間の言葉を覚えてくれて話が通じる」
と思ってました。


言葉だけじゃ難しいぜ！
手の指示もつけてくれたっていいのによー。
でも言われてる事をやらなくちゃならないしな・・と
れおは言葉を一生懸命覚えたのかも知れません。

ある意味スパルタ？だったのか。（汗）
そのおかげで言葉の理解力がすごい子に
育ったのかも知れないけれど。




以前の自分に戻れば簡単に「手話は使わない」状態に
なるんだろうけど、一度変わってしまったものを
元に戻すのもこれまた大変。（苦笑）

それでもなんとか、気が付く範囲で
「言葉のみ」で話しかけることをやってると、
「通じる言葉」と「通じない言葉」が
はっきり見えてきました。

例えば
「静かに」は通じていません。
「うるさい」も通じていません。

吠えているときに静かにさせようと思ったら
かろうじて通じるのは
「やめ」という言葉のようです。

以前「吠えろ」→「やめ」というのを
ちょっとだけ教えたんですが、
それは楽しかったようで、覚えているみたいなんです。


興奮して吠えている時は
（しぃが家に帰ってきた！とか、チャイムが鳴った！！とか）
「やめ」と言われても一発で静かに出来るかというと
それは難しくて、
側に呼び寄せて、落ち着かせてから「やめ」と言わないと
いけませんが、
落ち着かせてから「やめ」と言うと、
吠えたくても必死にこらえています。

「静かに」なんて言っても何の効果もなく、
吠え続けているので、「静かに」という言葉は
意味がないというのがようやくわかりました。（苦笑）

あと、「おすわり」って言葉は微妙かも。（汗）
わかってないかもなと感じます。
「ふせ」「たて」とか間違える事がほとんどない言葉に比べて
「おすわり」は時々間違える・・。（滝汗）

おすわりはウチに来た時すでにやっていたので、
教えたりすることがなかったからじゃないかって
しぃに言われて、そうかもなーと思ったりしています。


あとは、言葉を覚えてくれる近道としては
「人の話をよく聞く」ことかなーと思うんですが、
ルネは途中までしか聞いてくれない事が判明。（笑）

そうかー。
だから奴は「適当」な事が多いのかも。（苦笑）

れおは目の前に座って話しかけると、
それがれおにとっては理解出来ないであろう
長い文章であろうとも
真剣に彼は聞いていました。
話の途中で目をそらしたり、
気がよそに向いたりなんて事はありません。
文章中に自分が理解出来る単語が入っていると
それを理解し、返事をくれたものです。

ルネに同じように話しかけると、
話の途中でよそを向いたり、
気が散ってたりはよくあることで、
話がちょっとでも長くなると脱走。（笑）
遊ぼうよーとジャンプしてきたりします。
自分の知ってる単語で
しかもそれが好きな事だったりすると
もうそれ以外の話は聞いちゃいません。

まーね、
長い話をだらだら聞かされても
つまんないだろーけどさ。（笑）

でも少しは付き合ってよね～～。（笑）