5月連休を前に購入したPENTAX FILM DUPLICATOR。昔撮ったフィルムをデジタルカメラで撮影するという、ハイテクなのかローテクなのかといった道具だが、その効果はなかなかのもの。
ところで、当初は電気スタンドやフラッシュを使って作業していたが、色味が「?」だったり、ライブビューでのピント合わせがやりにくかったりと若干の不満が出てきたので、LED照明を買ってみた。
◇左上がLEDライト 右下のライブビュー画面を見ながらピントや露出を調整
購入したLEDライトはPhottix M180、スマートフォンやビデオカメラでの使用を想定したものらしく、価格は約9,000円也。モバイルバッテリーとしても使えるので、万が一「思ってたんと違う」場合でも無駄にはならないだろうという保険的な気持ちも。
で、実際のところ、なかなか良い買い物であった。
◇山形駅に到着する つばさ2号(秋田→上野) 1992年6月28日
やはりライブビューでピント合わせをできるのは非常に楽だし、PENTAX一眼レフのピクセルシフト機能(リアル・レゾリューション・システム)で解像感の高いデータが得られるのもありがたい。
ところで、上の写真を見ながら当時のことを思い出してみる。山形新幹線開業3日前の6月28日(日)、最後の485系つばさを見るべく山形に出かけ、そのまま郡山まで乗ってしまったんだっけな。当時は山形新幹線工事のため、つばさは仙山線経由(基本的に仙台発着)での運行となっていた。また、1日1往復は仙台から東北本線経由で上野まで乗り入れており、私はその「つばさ2号」を選んだのであった(つまり、山形→仙台→福島→郡山を乗車)。道中のことは忘れたが、郡山から先、上野まで行ってみたいという衝動に駆られたことは覚えている。
ついでに、写真をよく見るとつばさ2号は9号車を先頭に山形駅に入線している(ブログ画像では見づらいが、現画像では完璧に解像しているのだ!!)。これは通常とは逆であるが(通常は奥羽本線基準で福島方が1号車、秋田方が9号車のはず)、山形で方向転換して仙山線に向かうので、東北本線内で上野方が1号車になるように調整したのだろうか。一方で、編成そのものは奥羽本線基準で逆転していないように見える(←前言撤回、改めて鉄道ファンなどを見直すと、おそらく奥羽本線内で逆転していたと思われる~自信が無くてスミマセン)。編成の異なる上野直通列車以外も同様の措置になっていたのか、当時の時刻表でもあればなあ。
さらに、9号車はクハ481-347のようだ。私は今の今まで、つばさは電車化後のごく初期を除いて1000、1500番台のみと思っていたのだが、調べてみると秋田には300番台も在籍していたのね・・・。今更ながら、認識を改めた次第。