鉄道写真の振り返り 2009年 その10

2021-12-31 | 鉄道写真の振り返り
2009年の鉄道写真、二桁到達。

11月頭に東京で研究室の同期の結婚パーティーがあり、別の同期と一緒に参加して、翌日彼を巻き込んで遊びに出かける。目的地は上越線土合駅。
土合駅を楽しむなら、高崎・水上から下り列車で向かうべきなのだろうが、時間の関係と三連休パスを活用していた(飛び石連休になっていた)ため、東京から越後湯沢まで新幹線で移動後、上り普通列車で土合駅に移動。
そのため、最初の写真は↓のようになる。

◇雨の土合駅上りホーム
12:26、土合駅に到着。確か越後湯沢発車時点ではギリギリ曇りだったが、清水トンネルを抜けるとざんざん降りになっていて、列車から降りてホーム待合室までダッシュして撮った写真。

◇土合駅入り口
本来なら建屋全体の写真を撮りたかったが、前述のとおり雨で外に出るのが面倒で断念。

土合駅からは、下り列車で越後湯沢まで戻る行程。乗り遅れないように、早めに下りホームへ向かおう。

◇親切な注意書きが土合駅の特徴を示している


◇お疲れ様でした。でも・・・
下りホームから駅舎につながる通路に向かうドアに書かれた、ねぎらい&もうちょっとがんばれのお言葉。
逆向きに歩みを進める私たちに読む資格は無いかもしれないが。

◇ホームから吹き込む風を横にそらすついたて?
なんじゃこりゃ?と思ったところにSuicaの注意書きが。

階段を下る写真は面白くないので、下から見上げる写真を。

◇まっすぐな道でさみしい
ひたすらまっすぐと伸びる階段。とはいえ、踊り場が多いのでトントントントンストン、トントントントンストンと、少しずつ降りていく感じ。全体的に薄暗い中、照明の上下部分だけが緑色なのは、熱で苔が育ちやすかったからかな?

◇2匹のもぐらさんがお出迎え
この日は休日の谷間の平日(私は年休)なのだが、車で土合駅を訪れて下り上りする観光客が結構いる。写真に写る二人組も、おそらくそうだろう。

◇下りホームに列車が到着
暗いトンネル内にいると、何となく不安な気持ちになるものだが、13:50、無事帰りの下り普通列車がやってきた。

そんなこんなで滞在時間1:24、まあまあ効率の良い土合駅訪問であったが、この階段を上らずに終わって良かったのか・・・ちょっと消化不良。

鉄道写真の振り返り 2009年 その9

2021-12-30 | 鉄道写真の振り返り
山形に戻ってしばらくはおとなしくしていたが、9月に入ってほとぼりも冷めたことにして、東京までちょい旅にお出かけ。
この時の目当ては会津鉄道~野岩鉄道~東武鉄道~JRルートで上京すること。前々から会津鉄道~野岩鉄道に乗ろうと思いながら実行に移せずにいたところ、2006年3月のダイヤ改正で東武鉄道~JRの直通運転も開始され、すぐにでも!と思いつつ、そこからさらに3年。念願叶っての初乗りなのであった。

行きのルートは山形→福島→郡山→会津若松→鬼怒川温泉→新宿。この時は日程とコストの関係からおなじみの土・日きっぷではなく、会津までは「小さな旅ホリデー・パス(南東北フリーエリア)」、その先は普通乗車券、特急券を使用。


◇1420M 山形(7:15)→米沢(8:00)
毎度がっかり感がある701系でスタート。
この1420Mはダイヤ上、山形をまたいで新庄→米沢で運転される唯一の上り列車。

◇422M 米沢(8:06)→福島(8:52)
板谷峠越えはお気に入りの719系で。
2番ホームのぎりぎり福島寄りに停車しているため、カメラアングルもぎりぎり。

◇1134M 福島(9:37)→郡山(10:25)
第3走者は、またまたがっかりの701系。福島~郡山は意外と遠い。

◇1211M 快速「会津ライナー1号」 郡山(10:46)→会津若松(11:52)
郡山までの苦行に耐えられるのも、その先の「会津ライナー」があってのこと。
ここからはずっと特急車両だ。

「あかべぇ」のサイドビュー。
前から見たらどうなるんだ?

◇8217D 快速「会津マウントエクスプレス」 会津若松(12:05)→喜多方(12:22)
◇8216D~3117D~3118 快速「会津マウントエクスプレス」 喜多方(12:27)→鬼怒川温泉(15:02)
せっかくのホリデー・パスを活かすため、一度喜多方まで北上し、上り全区間を乗ることにする。上の写真は会津若松で、8217Dの発車待ちの間に撮影。


上下のマウントエクスプレス、そろい踏み。


言わずと知れた元名古屋鉄道の特急車8500系。
独特な窓の四隅のカーブ、独特な車体番号の書体。


ちょっと塗装の痛みが目立つかな・・・。

列車の最前部に陣取り、鬼怒川温泉までのおよそ二時間半を楽しむ。磐越西線内は「これぞ特急車!」という軽快な走り、会津線(会津鉄道)内はだいぶストレスがたまり、会津鬼怒川線(野岩鉄道)でちょっと盛り返した感じ・・・?
車内設備の豪華さは素直にありがたかったが、走りの面ではもったいない感じであった。
なお、8500系はこの翌年(2010年)に引退。


鬼怒川温泉では、1分で「スペーシア」に乗り換え!!

◇1066M 特急「スペーシアきぬがわ6号」 鬼怒川温泉(15:03)→新宿(17:19)
鬼怒川温泉での1分乗換はあまりに慌ただしいので、上の写真は新宿到着後に撮ったもの。しかも、既に折り返し鬼怒川温泉行に向きを変えている。

さすがに東武線内は特急の走りで、東武100系電車の快適な車内を楽しむ。その100系にも後継車両導入が発表されている。



山形から東京(新宿)まで10時間の旅。仮に、郡山から会津に向かわず東北本線を南下した場合、新宿には15:14に着く(在来線のみを使用)。2時間と特急料金などを余計に費やしたが、それだけの価値があったかどうか、実はちょっとビミョーでもある。とはいえ、間違いなく貴重な思い出になった。

ちなみに、東京行きの目的は当時筑波勤務の友人と「てっぱく」に行くこと。そちらの報告は割愛。ついでに、帰りは「つばさ」で何のひねりも無く山形に戻ったのであった。