一眼レフ2年目となり、写真もレンズも増えていく。前年のsmc PENTAX-FA 77mmF1.8 Limitedに続き、smc PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limitedを購入。
DA 21mmF3.2AL Limited + *ist DS
FA 77mmF1.8 Limited + K-5
どちらもコンパクトなレンズで、気軽に持ち出せるのがお気に入り。この2本のレンズを携えて、2月の千葉へ旅行。
内房線 浜金谷駅に到着した189系特急「新宿さざなみ」
館山方面に向かう列車の最後尾はクハ189-1。懐かしの国鉄特急色に塗られているが、中央の特急シンボルマークが無いのが残念。基本的にグレードアップ車両からなる編成にあって、クハ189-1だけが非施工車で窓が小さい(天地方向が短い)のが特徴?
ところで、駅に降り立った印象として忘れられないのが、ホームはともかく跨線橋に屋根が無かったこと。雪が降らない地域だからかな?山形で屋根無しの跨線橋があったら除雪が大変だろうし、転落事故も心配。
鋸山から保田方面を眺める
実は、この旅では木更津→館山で運行された「SL南房総号」への乗車を狙っていた。一般販売もあるということで、「10時打ち」を敢行したが見事に敗北。大部分が団体向けで、一般席がほとんど無かったという噂も・・・。
そんなわけで、SLの発車を待つ木更津を「新宿さざなみ」で追い越し、鋸山を見物しつつ走行写真を撮ろうかな、などと考えていたが、下山のタイミングを間違えこちらも敗北。
上の写真は鋸山から撮影したものだが、単行のDE10(?)が走り、菜の花畑付近には多くのカメラマンが並んでいる。ううむ、残念。
館山駅に並ぶE257系特急「さざなみ」とD51 498牽引の快速「SL南房総号」
結局、保田から「さざなみ」でSLを追いかけ、館山でようやくSLの写真を撮る。なかなかの賑わいだ。
この後、せっかく房総に来たということで、菜の花やポピーなどを眺めながら暖かい房総の午後を楽しむ。
館山駅で発車を待つ113系普通列車
館山に1泊お泊まりして、翌日は銚子に向かうことにする。「スカ色」の113系電車が発車を待つ。
竹岡駅で「SL南房総号」とのすれ違い
この旅でも土・日きっぷを利用しており、本来であれば館山を9時台に出る特急「さざなみ」で先を急ぎたいところだが(但し、館山→君津は各駅停車)、やはりSLの誘惑には勝てず、窓の開く普通列車に乗ったのであった。
銚子電気鉄道線 犬吠駅に到着する電車
銚子といえば、やはり銚子電鉄は外せない。というか、これしか目的は無い。以前から乗りたい路線のひとつであったが、前年秋に有名な「電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。」状態となり、焦って乗りに行ったのであった。ちなみに、経営難を救った名物ぬれ煎餅は品薄で現地で購入することはできず、かろうじて1日乗車券のおまけとして1枚もらえたのみ。貴重な1枚を文字通りじっくりと噛みしめた。
さて、寒い東北に戻り、3月初旬にちょっとお出かけ。この年の3月末で営業を終了(4月1日廃止)するくりはら田園鉄道線を訪れる。
沢辺駅で交換列車を待つディーゼルカー
電気運転時代の架線柱も残る。本当なら、電車時代に来たかった・・・。
有人駅の風景
駅員さんもタブレットを肩に到着を待つ。
DA21はコーティングがsmcからHDへ切り替わって久しいが、この春にFA77もHD化された。FA77は1999年の発売なので既に20年以上経過しているが、今もって現役バリバリ&進化するというのはすごい。もちろん買い増しなどはできないけど、先が見通せるというのがうれしい。