心景色のままに

花、空、人・・・こころのあるがままに書き綴った詩、写真。

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掌  Ⅱ

2004-09-19 04:18:11 | Weblog
              






冷たく凍えた掌からサラサラと零れ落ちる
銀色の砂は・・・
風に流れて舞上がる

頬を流れる涙も風に流れて・・
流れて消える
ただ、込み上げて溢れた時の
温かな記憶だけが・・・私の宝物


冷たく凍えた掌からサラサラと零れ落ちる
銀色の砂を・・・
受け止めてくれる

風になびく長い髪を
優しく撫でてくれる
そっと、触れた瞬間の
指先の温かさだけが・・・私の宝物

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