真実の扉

「何もしないことをする時」「何も考えないことをする時」・・本当の自分の扉が開く

スピリチャルな世界7(槇原敬之の場合)

2004年12月16日 23時02分17秒 | 槇原敬之の詩の世界
♪TAG TEAM(タッグチーム)♪(作詞作曲:槇原敬之)

  ♪喧嘩して飛び出して夕暮れの街を歩いていたら知らない人が話してきた
   「ご家族はお元気ですか?」
   顔も形も似てるのなら ご飯の食べ方も似てるなら
   癖毛まで似てるのなら 悪いところも似てるのかなあ?♪


 家族というものは顔や体が似ているから性格が似ているのか。性格が似ているから顔つきなども似てくるのか。私たちの心の現実がすべてに反映されているというのなら後者ですが、性格は遺伝子から運ばれてくるとすると、物質優先で前者かもしれません。
 この問題は考えていると「卵が先か鶏が先か」のように絡まった糸に翻弄され混乱しそうです。

 スピリチャルな意識体を考えるに、心のレベルから魂、スピリット(魂を越える高い自分)まであり、その中も何段階にも分かれています。心は肉体に近い部分で、(低次元の)エーテルボディとかメンタルボディとかエモーショナルボディとか言われる、体に近い低層のライトボディと近い関係にあります。遺伝子は物質ですから、肉体に近いライトボディと心も遺伝子の影響を受け、親子はいろいろな面で似ているということになります。

  ♪目を背けたくなるような姿
   自分そっくりな人が見せる
   まるで鏡をのぞいても
   見えない場所を見せられるようだ♪


 子供を叱っていて冷静に考えてみると、子供は自分の映し鏡のように思えて、まるで自分を叱っているに等しいと思えることがあります。
 現実は心の反映とはこれまで何度も言ってきたことですが、これは本当です。
 ただ残念ながらこれは証明できません。自分の心を見て起きている現実との関連性に気づき、「あゝ、そうだったのか」とビックリする経験を何度もすることによって理解するしかありません。そういう心と現実を常に洞察していないと気が付きません。形而上のことは皆そうです。
 現実は自分の写し絵ということは学びの手段であり、これはビッグバンの起きた意図に大いに関連しています。

  ビッグバンの物語・・・

 宇宙は初めひとつでした。宇宙を創造する前の神様の姿です。しかし神様は考えました。
もっといろいろな経験をしたいと。もっと自分を知り、様々な経験を通じて多くのことを学び、ありとあらゆるものを創造したいと。
 しかし初め、神様は宇宙そのものであり、宇宙で唯一の存在であったがゆえに、その環境を自分の外に求めることはできなかったのです。
 神様はその願いを自分自身の中に求めるしかなかったのです。しかし自分は自分の顔も、うしろ姿も見ることはできなかったのです。宇宙で唯一の存在であったがゆえに。

 そこで神様は考えました。自分を知り学ぶという願いを実現するために、自分自身を分割する道をとったのです。それぞれの自分を通して全体の私を見るという方法をとることを思いつきました。そしてそれを実行したのです。

 自分自身を映し出す世界を作り、自分自身がそれぞれの私を理解して成長するシステムを考え実行したのです。いま、私たちが住んでいる世界は神様がビッグバンによって創りだしたそのシステムで動いているのです。
 これが、「ビッグバン」を創造した(成長の)意図でした。ですから、私たちは元々ひとつの存在であり、私とあなたはそもそも同じなのです。これは愛の基本理念でもあります。

 その代表例が家族です。

  ♪かくも家族というものは
   よく考えられて仕組まれたTag Team
   なかなか直せない性質の悪さを抱えた僕らのために
   神様が考えて仕組んでくれた
   それはまさにTag Team
   自分のいるべきチームは
   あの家以外ないのかもしれない♪
 ―つづく―

写真は〝時さん〟「夜明けの太陽」
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (こまち)
2004-12-17 13:19:30
お久しぶりです

ビックバンのこと知ったのは 7,8年前です。そのあと 同じ事を聞いたのは 扉さんが、初めてです。

心のそこから うれしい気持ちが 湧き出ます。

毎回 良い話をありがとうございます
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Unknown (とびら)
2004-12-17 21:46:24
こんにちわ

私と同じことを言ってらしたんですね。

これは3~4年前にやってきたビジョンでした。

本を書こうと決めたときにやってきたビジョンで、宇宙が出版の決断に際し贈ってくれたのかなぁと思っています。



そういえば、無意識にこの話を本の序章に入れていますね。これ書いてて「そうか」と思いました。

ああ、もっと神様に感謝しなくちゃいけなかった。

こまちさん、ありがとう。
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