真実の扉

「何もしないことをする時」「何も考えないことをする時」・・本当の自分の扉が開く

スピリチャルな世界4(槇原敬之の場合)

2004年12月12日 21時28分46秒 | 槇原敬之の詩の世界
 魂の歴史は私たちの現在意識の記憶の中にはなく、それを思い出すことはできません。しかしまだ地上に生まれる前の魂は前世の学習はしていて、充分に反省もしています。魂それ自体は清らかな意識です。人間をそもそも善人とする性善説と性悪説とで別け、論争をするようなことがありますが、魂レベルで見れば、人間に悪い人はいません。心のレベルで見れば必ず誰でも悪い部分を持っているということになります。

  ♪だけど、生まれたときあんなに大きな声で泣いたのは
   このココロとカラダを全部使って
   今度こそは誰かに何かいいことをできるチャンスを
   もらえたのが嬉しかったからなんです。♪♪
 

 地上にいる人間は現在意識(顕在意識)中心で生きています。良心と呼ばれる本当の自分である魂の関与ももちろん受けますが、肉体を持つことで本能をはじめ様々な欲や邪な意識に覆われ、なかなか魂としての自分を生きることができません。ですからそれだけ良心の声に従順に従うということもしないのです。
 しかし肉体を脱いだ純粋な魂は、また地上に生まれてこんどこそは人の為に何か良いことをして生きて生きたい、と願うようになります。そして時の準備が整えば、自分を産んでくれる両親を探し、以前の失敗を為さないように心の準備をし、また肉体を着るわけです。

  ♪絶対痛くないからと歯医者に連れて行かれて
   飛び上がるほど痛かったなんてやっぱりイヤでしょ?
   だから本当のことを言うね
   生きていくことはとてもとてもとても大変だし
   それが当たり前なんです
   残念ながら僕らはこんな風に色々抱えて生まれてきたんです
   そのまま何もしなければ、それなりの人生しかないんです♪♪


 そういうことを私たちは知って、何を今度の人生で学ぼうかも意識して肉体を着たのですが、肉体を着たとたんにそれを忘れてしまいます。だいたいは前世で自分が悲しい目に合わされた人などと、また今生で縁をもって知り合いになりますので、覚えていたら支障が出てしまいます。また人生の目的を知ったまま生まれ出たのでは、答えを知って問題を解く(人生を生きる)ようなものです。できるだけ一からスタートして純粋に神と繋がり、魂の声、良心の声を聞きながら生きることの学びが何よりも大事なこととなってきます。

 それから言うと♪ 絶対痛くないからと歯医者に連れて行かれて…♪ からなる歌詞の部分は、本来、自分で気づくことを教えてしまっているようですが、これは強制ではなく、ただそれとなくヒントとして歌を利用して置いていくだけです。実際には霊的な真理を言葉で解答しても心に響かず、それなりに転生を繰り返し成長した真理の分かる人へのヒントとなるだけです。分かる準備のできていない人にはやはり分からないのです。何を話しても聞く耳を持たず、何でも人の所為にしてしまうという人がほとんどです。
 実際に「世界で一つだけの花」の歌詞の教えにしても、同じようなことがいえます。

 人生は楽しいだけでなく辛いのは当たり前。順風満帆で終始する人生なんてあり得ない。それを私たちは重々承知で生まれて来た… なぜか? ということが分かるとそれなりに窮地が訪れても安易に諦めず、神を信じて生きていくことができます。まして自殺などという、神に誓って「頑張って生きていきます」という約束を放棄することはなくなるのです。

   ♪だけど、生まれたときあんなに大きな声で泣いたのは
   このココロとカラダを全部使って
   今度こそは誰かに何かいいことをできるチャンスを
   もらえたのが嬉しかったからなんです。

   そして最後の日にこの歌を
   自分のために歌えるように

   Happy birthday to me… …
   HAPPY BIRTHDAY TO YOU ♪♪


槇原敬之さんのアルバム「Home Sweet Home」より
「HAPPY BIRTHDAY SONG」でした


写真は〝時さん〟「イルミネーション」
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