ウッチャンのBC日記(改)写真日記

還暦過ぎのおっさんの日々の日記です

2019.11.03 ②西別岳~摩周岳

2019-11-06 | 山行日記
藻琴山から移動。前回は川湯温泉から摩周湖の展望台に登ったが、今回は弟子屈を経由して、コンビニで食料調達したのちに西別岳の登山口に車を走らせた。

近いように見えてこれがそこそこの距離がある。西別岳の登山口に到着したのが10時近くになっていた。

急いで準備して出発。たぶんしんがりに近い。

10:15 登山口出発 第2ラウンドの始まりだ!

今回は、藻琴・摩周の再戦と西別岳のリベンジ。
前回の西別岳は爆風とガスガスで悲惨なものだった。

前回来ているため、ルートは把握しているので、登りは好調。
視界もクッキリで気分も上々。
足もそんなには疲れていない。



がっ、がまん坂はちょっときつい。
ゆっくりではあるが一度も止まらずに登りきる。







天気は良好。気温も上がってきた。
体も暖まり、エンジン好調。




今日は西別岳への稜線がクッキリ見えてる。
やっぱこうでなくちゃね。
というか、進む方向がわかるのはすげぇ~安心感が漂う。





リスケ山に向かう。




ありゃ~目の前にカムイヌプリが見えるじゃあ~りませんか!
こんなことになってたんですね。




前回は目の前は真っ白け。
な~にも見えまっしぇんでした。

こんなにも見晴らしが良かったのね・・・

よっしゃ~西別岳に向かいますか。

それなりに人は多い。それもそのはず駐車場は満杯。
一番外れで半分は草の中にやっと駐車できたぐらいの混みようだったのだ。



天気のいい日のここの稜線歩きは気持ちがいいですなぁ~。

11:25  西別岳到着。




家族連れあり、仲間通しでジンパありで賑わっています。
ここでちょっと休憩の後、カムイヌプリへと向かいますよ。



一度下りてちょいと登って、又牛別岳?っていうの?なんて読むのでしょう?
「またうしべつだけ」でいいのかな?




ここから少し急斜面を下りて樹林帯に入っていく。
展望台からのルートもそうだがこの辺りの登山道は大変良く整備されている。
関係者各位に感謝。

思ったより長い樹林帯を直線的にかく、かく、と曲がり分岐に到着。





下りてくる方ばっかりでこれから登る人はそうはいないと思う。
西別からもいないはず。

さぁあと1.6kmだそうです。

だんだん木の陰からチラッチラッとピークが見えてきましたよ。それにしても断崖絶壁だわなぁ~。

最後の登りに来て、ちょいと足にきてます。あわてずにゆっくりと登っていきます。前回このあたりで足がつってわやなことになってます。

12:40  カムイヌプリ(摩周岳)到着。




やっぱりここのロケーションも最高ですね!
藻琴山といい、摩周岳といい湖の絡んだロケーションは素晴らしいですね。
自分的には。







北西別岳~リスケ山~西別岳


斜里岳も姿を現した。


この時間でもピークには6~7人いましたが最後は自分だけ。
今日最後の登頂者と思いきや、なんとまだ2人上がってきた・・・
たぶん展望台からだと思うが・・・
西別に帰るには自分でもギリギリだと計算して来ているので。

二人を残して下山開始。
今の季節日の入りは16:20前後。4:30過ぎると一気に暗くなってくる。
なので西別到着が最低でも16:30、16:00まで帰れれば楽勝。
まぁ最悪いつもヘッデンは持ち歩いています。

又牛別岳まで来ると、ぐっと寒くなってきた。
晴れてはいるが風が非常に冷たい。
ポールを握る手にも力が入る。
最後の登り返しの西別岳を登る。
今日は足も大丈夫。だが、無理はせず。

14:30  お~西別岳まで帰ってきた。ここで風をよけて最後の補給をする。

最後にもう一度振り返って、


あとは下り基調なので楽勝。たまに小走りで。

西別登山口には予定よりは早く15:40には到着しました。

前回はかなりヘロヘロだったが、今回は西別岳経由だったが前回よりは余裕があった。少しながらも、この歳でも成長しているんだろうか?
そうであって欲しいというのが本音でございます。

弟子屈に着く前に日の入りになってしまった。
明日も天気いいのかなぁ・・・




明日は山はお休みかな?
珍しく祝日休みになったけど・・・

それでは😁 



2019.11.03 ①藻琴山

2019-11-05 | 山行日記
日曜日、道東は天気がよさそう・・・
雪も積もりそうにもないので、トレーニングも兼ねて登山しときましょう。
ってことで、久々の藻琴&摩周をやることに。

まずは藻琴山編で。
sunrise狙いで、家出発3:30。
余裕と思っていたら、ハイランド小清水まで意外に時間がかかりギリギリ、水平線に雲がかかり多少ごsunriseが遅れたのがラッキーでなんとか間に合った。


時間は6:10、めっちゃ寒い。
ハイランドの駐車場はあちらこちら凍っている。前日に軽く雨か雪が降ったようだ。










とりあえず撮るもの撮ったら、車で温まる。

ぐたぐたしてたら、後続の方が来てさっさと出発していった。 
なかなか車から出られないが、覚悟を決めて外に出る。 

「やっぱ、寒いですから~」 

もたもたしてたら時間がもったいないので、準備して自分も出発する。
なにせ今日はここから移動して西別岳の登山口まで移動しなければいけないからだ。 








7:15 登山口出発 








登山道はザクザク。凍っているところもある。



歩を進めるとうっすら白いがとりあえず歩くのには支障はない。
風も弱いのが助かる。
時期に体も暖まって来たのでやっとエンジンスタート。すでにポンコツ気味のエンジンだが・・・ 

天気はすこぶるいい。ピークも期待できる。 

稜線に乗ると木々が白い。凍りついている。



なかなかの寒さ立ったようだ。 
ツルツルのところはないので、ピークまで危険なところはなかった。 







7:50  藻琴山ピーク



心無い人のせいなのか標柱が傷つけられているようだ。
なんとも残念で心が痛い・・・

 それにしても何度来ても、素晴らしいロケーションだ。















夏もいいが冬はもっといい。屈斜路湖に向かって滑り降りる醍醐味・・・ 
もうちょっと積雪が多かったら最高なんだけど・・・

 一通り撮影終了。

 さぁ~て、次に行きますか!
 あんまり飛ばさないように下りて行く。
 前回藻琴山の下りで調子こいて飛ばしすぎて摩周岳のピーク近くで足がつった。 

今回はあえてゆっくりめで。 駐車場まで戻ってくるとかなり暖かくなっていた。

8:45 登山口

 よっしゃ~西別岳の登山口まで移動だ!

つづく・・・



2019.10.27 南クマネシリ岳

2019-10-29 | 山行日記
本日もお昼頃から天気が良さそう。
林道も復旧したようなので、南クマに行って見ましょうか・・・
前回は鹿紅橋から約5kmの林道を往復歩き、背丈以上の笹藪をこぎ、やっと着いたピークはガスガス・・・何にも見えないという骨折り損。でっ今回はいい天気の中で白?ニペ狙いで。



芽登から道道88号線を芽登温泉入り口で曲がる。ここから長い長い林道を行く。林道自体はそんなに荒れていない。前回は物凄い鹿がいて超低速でしか走れなかった。それが今回は結局登山口まで一頭もその姿を見ることはなかった。

なんで?

途中オレンジの帽子にオレンジのチョッキ・・・ハンターの車とすれ違った。どうやら狩猟期間に入ったようだ。
ということは、鹿たちは狩猟期間は危険だと察知して道路にも近辺にも姿を現さないということなのだろうか?あれほどいた鹿がいなくなったとは考えにくい。

鹿がわかっているとしか考えられない。

賢いわ~

でっ、登山口に着いたら先行者は1名のよう。

さぁ出発。




スタートしてすぐは大きくは変わりはない。倒木もそのまま跨いだり、潜ったり、渡渉は場所が変わったところもあった。より渡りやすいところになったようだ。踏み跡がはっきりして、ピンテも増えてかなり安心感は増したように思う。





例の道迷いの土場の場所も、二股から左に行かずともショートカットの踏み跡も分かりやすくなっているので、もし単独で自身ない方でも道迷いの心配はないでしょう。従来の登山口までも車で行けるので、距離も時間もそんなにかからないここはハードルが下がり行きやすくなったのでは。







土場からの笹藪も酷いところは笹刈りされていた。膝上ぐらいの笹藪は残ってはいるが以前から比べると雲泥の差で楽チン。






笹地帯を過ぎ、草付きの沢に出てもビンテ多数、前回のような沢違いもない。














しかし、上部は超急斜面。稜線に乗る手前はロープ場。けっこう長くロープ場が続き、ハイマツをかき分け進むと稜線に出る。本クマとオッパイ山の2山が見えだす。

途中あれだけいい天気だったのに、ここに来て陽は隠れ雲が覆い出している。

ハイマツの稜線を進むとピークが見えてくる。曇りながら今回はクッキリ。まぁ良しとしよう。






スレート状の岩場を行くとピークに到着。






残念ながら今回もニペもウペも見えず。しかしながら前回よりかは全然まし。
本クマも西クマもピリベツもギニア高地もすっきり見えている。よかよか。














45分ほどのピーク滞在ですっかり指先が冷たくなってしまった。
体もすっかり冷えた。

さぁ~帰りますよ~。

帰りは、旧道(浮き石ルンゼ)を帰ってくる。
旧道とはなっているが、登りはともかく、下りで下りる人が多いのではないだろうか?踏み跡がはっきり明瞭だった。

少し高度を落とすとまた暑くなり、ゴアジャケもミドルのパーカーも脱ぎ身軽になって下山した。登山口ではまたいい天気になっていた・・・


こんなものですか?

動画の最後の方で、クマネシリ山塊、4山揃い踏みのシーンあり。
必見です!

今日(29日)、今シーズンの板がさっき届きました!

この辺の話は後日に・・・

それでは😅 



2019.10.22 西ヌプカウシヌプリ

2019-10-26 | 山行日記
新天皇陛下の「即位礼正殿の儀の行われる日」 である「国民の休日」の22日、わが社も休みに・・・

前日までの好天とは打って変わって、薄曇りの空。
また近場に行きましょう。
瓜幕から右折、また然別湖方面にハンドルをきる。

今日は「西ヌプカウシヌプリ 1251m」へ。
実を言うと、夏にここに登るのは初めて・・・
冬にはかなり昔から前峰ともいえる「1205」付近から滑り降りているのだが・・・

登山口も今となっては分かりづらい。
小さなP帯には2台駐車していた。
無理せずに、扇ヶ原展望台のP帯に車を停める。








100mほど戻り登山口。





改めてスタート。

笹がかぶっているのでは? と懸念されたが、登山道は意外にスッキリしていた。
どのぐらいの周期で笹刈りされるかはわからないが、この時点では登山道は良好。

倒木も懸念していたが、登山道となるこの尾根の倒木は数本で済んだようだ。



登山口から容赦ない急登が始まる。
まずはカラマツ林を一直線のように登っていく。
岩場のない尾根ゆえ、階段状になる場所がないため、かかとをずっと曲げたまま登っていく。アキレス腱が辛い。

やがて植生はシラカンバに変わり、上部の空も見え出し気分は良くなるが、依然登りは苦しい。




上部に近づくと、多少岩も出てきて、ジグも切り出した。このほうが楽だ。



登り始めから、自衛隊の演習場からド~ン、ド~ンと物凄い音が引っ切り無しに聞こえてくる。
振り返ると、砲弾の白い煙が見える。
演習場のすぐ上にあるので仕方ないが、風向きなのか?
すぐ後ろで聞こえるのはあまり気持ちのいいものではない。




東ヌプカが見え出した。


今日もこちらは混んでいるのではないだろうか?
もはやここは、ナッキーの聖地、お手軽に見れる山として認知されているのでは・・・

やがて目の前が開けだしたら、勾配は緩くなり、右側は冬の大斜面の上となる。



この辺りからが1番東ヌプカがよく見える。白雲山も。



今日は見えないが、天気が良ければ遠くに日高山脈が見える。
そう、帯広からここまで山らしきものがない。
十勝平野の展望台としたら、帯広から北ではここが1番だろう。
東ヌプカよりずっと眺望はいい。

このまま進むと、1205台地に出る。
ここが冬のピークとなる。



西ヌプカの大斜面のドロップポイント。


さ~て今日はこの先本当のピークに初めて行ってみる。


ここ数年滑っている覆道上の沢は右の方へ下りていく。

なぜこの先に行かなかったかというと、西ヌプカウシヌプリのピークの眺望の悪評のため。だが、今回は1回は行ってみなくては・・・ということです。

台地上を進むが、この上にこんな広く平らな部分があるのも、考えたら不思議?

やがて下りとなり、倒木が酷くなる。
くぐったり、跨いだりして下りていく。この下がコルとなっていて風の通り道となっているようだ。

倒木の樹林帯を抜けると、岩れき帯となる。
なかなかの岩々でこんなところがあるとは意外だった。
おそらくは千畳崩れから繋がっているのかも?


ピンテを頼りに進むと、樹林帯の入り口に出る。
多少荒れ気味の分かりづらい踏み跡をたどり、右に折れていくと、知らぬ間にピークの標識があった。



「ここですか~? ピークは?」

噂通りの眺望でした。

薄曇りの上にガスが出てきて、眺望はやはりがっかり。
岩の上に上がり、なんとか然別湖が見えた。



ピークでの写真はこれで終了。

せっかくなので、軽食をとってまったりと・・・

すると、目の前にエゾリスちゃんが・・・


写真では捉えられなかったけど、動画にはちゃんと映ってます。

がっかりしていたところに、エゾリスちゃんはかなり癒されました。
ありがとさん!

さぁ~帰りましょう。
きつかった尾根の登りも帰りは小走りで楽々。

まだまだ雪もないみたいなので、しばらくは近場の低山を登ることになりそうです。

それでは😅 



2019.10.20 剣山

2019-10-24 | 山行日記
日曜日、福原山荘に行ってその後「剣山」へ。

スタートは異例の14時前。ヘッデン持って日没までいるつもり。





さすがにこの時間から登る人はいない。スタート時5台ぐらい車があったので、一の森までほとんどの人とスライドした。








天気はいい、一の森へ登りの前から上部が見えた。
樹林の葉がかなり落ちてるせいもあるが、これほど見えたことは無かったような気がする。



西陽が強くまぶしいくらい。
二の森あたりから風が強くなってきた。



途中は割愛。







梯子場の2番目の梯子が少し移動されて、かけ直されていた。
陽が大きく西に傾いている。
こんな剣山の山頂は初めてだろう。



やはり風は強い。すぐに寒くなりジャケットを着こむ。
それでも寒いならライトダウンも持参している。















一通り撮影をして、軽く口に物を入れた。

まだ、30分以上は陽は沈まないだろう。

それにしても風が強い。

3mの自撮り棒を片手で持てなかった。
煽られて少しの間両手で持った。

岩陰に隠れて風をよけ、日没のその時まで粘るつもりだった・・・

がっ、汗が引き出し一気に寒さが増してきた。
ダウンを着るかどうか迷ったとき、ここまでして日没の絵を撮りたいのか?と自分に問い質した。

最近思っていたことが頭を巡りだした。

山に登りたいのか? 写真や動画を撮りたいのか? 
最近分からなくなりそうだからだ。 
ブログや動画をやっているので、写真や動画を撮るのだが、どっちが本当の目的なのだろう?

自分はまだ山に登りたいという方を選ぶことにした。

そうと決まれば、寒いのでさっさと下りることにした。

途中で日没の時を迎えた。
それからは一気に暗くなってきた。






車に戻ってきたときにはほぼ真っ暗になっていた・・・







今回は梯子の登り全てを撮っています ↓