実はあわよくば初滑りと計画したが、ダメな場合も想定して、冬、夏両装備で出陣。
① 〇岳で板担いで雪渓で初滑り
② 紅葉は終わったかもしれないが、愛山渓から沼ノ平1周
三国峠では本日も写真家さんで大盛況。
三国トンネルを越えると目指す雪渓が見える。
がっ、がっ、雪渓がほぼ消えていた・・・
そりゃそうだわな。
先週から暖かい日が続き、ダメ押しの雨ときたら雪渓もなくなるやね。
自身の初滑り初日の更新を狙ったが残念。
ちゅうことは、昨年は通行止めだった愛山渓に行きましょうか!
路面凍結も危惧されたが、なんとか愛山渓温泉まで舗装は大丈夫だった。
紅葉時期を過ぎたので車の数は少なかった。前日から停めてあるだろう車のフロントガラスはバキバキに凍っていた。
7:30 登山口発
依然、松仙園ルートは通行止め
ポンアンタロマ川には半分に切られた丸太橋がかけ直されていた。
すぐに三十三曲坂分岐
沢コースが通行止めのため、三十三曲坂のコースを進む。
この標識を過ぎた辺りから、岩が氷だした。木階段も凍っている。不用意に足を出すとツルツルだ。慎重に登っていく。
沼ノ平分岐に着く前に、滝ノ上分岐から永山岳に向かうのを諦めた。まずは沼ノ平を散策して当麻乗越まで行くことに決めていた。
駐車場にはそこそこ車があったが、人の気配はまるで感じない。沼ノ平分岐で男性に会った。彼は永山岳に向かうとのこと。「お気をつけて」
自分はゆっくりと沼めぐりに向かう。
すぐに八島分岐
コースの出口のようで、登山道の整備が行われているようだ。まだ開通前で通行禁止だが、ここは下からの一方通行のようだ。
陽のあたる木道はもう乾いていて、極上の天気と相成って沼はとってもきれいだ。草紅葉に沼の青さが際立つ。
六ノ沼には当麻岳が写し出されている。紅葉が残っていたら素晴らしい光景だっただろう。
分岐で会った男性が引き返して来てまた会った。乗越までに切り替えたようだ。
それにしても人の少ない静かな山行である。沼から離れ乗越に向かう。沼が眼下に見えてくる。
先を進むと今度は旭岳が姿を表してくる。今までは永山岳からの周回しかないが、こちら側からの周回もなかなか良いのでは?
神遊びの庭もきれい。
だが足元は未だザクザク。
乗越まではもうすぐ。
10:00 当麻乗越
おそらくはツルツルであったであろう永山岳への登りを回避した代わりに、当麻への急登が始まる。ここが最大にして最後の急登。
途中振り返る。
ゆっくりゆっくり当麻へ登り上げる。
するとすっかり旭岳に雲がかかりだした。
岩場から沼ノ平を振り返る。
ここは春先のBCのポイントでもある。この辺りからドロップする。
いつものところで休憩する。 ここは風が当たらず、旭岳の目の前で自分のお気に入りポイント。
しっかり軽食をとって行動再開。
先の安足間にも雲がかかりそうだ。
あんまり、まったりもしてられないかも?
なんかやばそ、安足間の頭が見えん・・・これじゃ愛別は見えなさそ・・・
安足間から比布
分岐の崖から覗く。
あ~あ。やっぱり愛別は、はっきりとは見えない・・・
今日も愛別は素通りだな・・・
といいつつ、内心ホッとしている自分がいる。軽アイゼンは持ってきているが、滑落の危険は頭から離れないからだ。
ねばってねばっても・・・見えない・・・
比布
国立峰の裏も真っ白
安足間と比布からのBC斜面
永山岳に向かいます。
国立峰を巻いて安足間を振り返る。
12:15 永山岳
なんとなく愛別が見え出した。
しばらく愛別を見ていて、ちょっと視線を落としたら、
あれっ! あれ、あれ!
これってブロッケン現象?
ってことは、やはり「リスケ岳」で見たのも、ブロッケン現象に違いない! うん!
永山岳から国立峰
沼ノ平
さぁ~帰りますよ~
振り返ったら、安足間の上だけ晴れてた。
松仙園コースも整備が進んでるようなので、開通が楽しみ。
滝ノ上分岐まで下り、渡渉して沼ノ平分岐を経て、三十三曲を下りて帰ってきた。
感想だが、滝の上分岐の上のぐちゃぐちゃが、かなり良くなったような気がした。
14:40 登山口
いよいよ来週は寒くなってくるような気配だった。
稜線上では長く休憩できないぐらい寒くなってきている。
もうそろそろ低山かな?
それでは😃