ウッチャンのBC日記(改)写真日記

還暦過ぎのおっさんの日々の日記です

スプリットボード考察 7

2016-08-19 | スプリットボード
スプリットボードを使用した今シーズン、使用した後の報告。


今シーズン途中から使用を始めたスプリットボード、回数的には24回使用。
一般的な人から見ると、2~3シーズンの回数は使用しているかも?


板の損傷はソールはそれなりに使用感のある状態、デッキもかなりの傷が目立つ。その大部分はツアーモード時の板どうしのぶつかり傷、一番はジグ登行時のクランポンによる板踏みつけ、これがかなり傷つく・・・どうしてもスプリットだと硬めの雪のジグ登行が弱いため、バランスを崩し板を踏む可能性が出てくる。ブーツやビンディングの構造上圧力をかけづらいからだ。


破損部分もある。
クランポン装着部の破損





ツアーモード時の固定部分の脱落


(カラーが入っているのだが・・・)



(カラーが抜けてしまっている)



なにかにつけ、改良の余地があるような気がする。
修理できるのか、ヒールロックと一緒に買いなおすことになるのか?



シールの痛みも激しい。
構成部品が増えればそれなりに悩みも増えてくるということみたいだ。



だが来シーズンもスプリットとソリッドを使い分けるつもりでいる。



時期と場所で板を装備を変えBCを楽しむ。どこどこの板に乗りたいとかなんとか信者などということは考えたことがない。自分に十分ならいいのだ。



スプリット、ソリッド、古板それぞれを使い分けて滑りたい。
なにせ滑りたいのだから、その時々に応じてギアをチョイスしたいものだ。



それでは

やっぱスプリットはいいわ~

2016-04-13 | スプリットボード


改めて実感してます。
やっぱりスプリットはいいわ~‼



滑るだけなら、そりゃ~ソリッドの方がいいに決まってるけど、遠くの遠くの山を狙うにはやっぱスプリットだわ~!

スノーシューでは二の足を踏む長~い林道歩きでも、スプリットなら、なんとか目的地までたどり着く。

帰りの長~い林道もツアーモードで漕いで帰ってこれる。このへんがソリッドとスプリットの大きな違い。

ソリッドに乗って漕いで帰ってくるのは至難の技ですぜ~。

スノーシューでも、即ハイクアップできるような場所であればスプリットの恩恵は薄い。登行時間もさほど変わらない。

でもそんな場所は滑走距離も短く、段々とあきてくる。そこから先の段階に踏み込もうとすると、スノーシューではいろいろと問題が出てくる。登行時間が長くなればなるほど、肩にかかる板の重さが負担になってくる。

帰り道でもボードで横向きで漕ぐのも相当疲れる。いっそ、歩いた方がましになってしまう。

その点、スプリットは滑ることはボードで、行きと帰りはスキーに近い行動力を手にいれることができる。

これこそが、スノーボードでさらなる挑戦の鍵になることは間違いない。

これからは本格的ウッチャンの好きな春ボードの季節に突入だ。
シールで行けるうちはさらなる挑戦をしたいものだ。

今年も最後はソリッドを担いで、夏靴でどこまで行けるか試したいものだ。

それでは

スプリットボード考察 6

2016-04-02 | スプリットボード


これはウッチャンだけのことかもしれないが、なかなかスプリットビンディングに慣れない。

最近やっとバートンのヒッチハイカーに慣れ、やっと少し板に乗れるようになってきた。



ソリッドの板は4本あるが、ビンディングはバートンのカスタムとミッションの2つだ。おそらく20年はバートンのビンディングを使っているので、新モデルが出てもそんなに違和感なく現在まで使用してる。いろんなビンディングメーカーもあるが、慣れと長年使用してる信頼感でウッチャンにはバートンがベストだ。

ソリッドのビンディングでは板を変えても何も考えることなく普通に滑ることができる。

がっ!スプリットビンディングになるとどうも慣れない。現在のスプリットビンディングはソリッドと変わらず乗れるとよく言われるが、ウッチャンはかなり苦戦している。



ビンディングの重さは別として、その材質の違いからくる感度の問題がどうもウッチャンには大きいのだ。

ソリッドのビンディングが強化プラスチックなのに比べて、スプリットビンディングのアルミベースとマウントの違いなのだと考える。



長年ソリッドビンディングに乗っているので足裏に伝わってくる感覚とアルミベースから伝わってくる感覚がウッチャンにはかなりの違いに感じてしょうがない。ソリッドビンディングでもアルミベースのビンディングがあったけど、そんなものに乗ったことがない。



ウッチャンはそんなちょっとした差、感覚がものすごく気になるのである。
今は慣れてきているのでもっともっとスプリットでも滑りが楽しめると思ってきている。というより、楽しまなきゃならないのである。



せっかく待望のスプリットを導入したのだから!

それでは

スプリットボード考察 5

2016-03-24 | スプリットボード



今回は実際にどれだけの重量があるのか計ってみた。
実際にビンディングの着いた状態の重量だ。滑ることに関してもそうだが、バックパックで背負うときにも本当の重量など調べたこともなかったので今回興味があって調べてみた。
あまりの重さにびっくりしなければいいが。もう背負うのがいやにならなければいいが。
さて結果は?

ホバークラフト156+バートン、カスタム
4.4kg

モススノースティックSW62+バートン、ミッション
4.6kg

ランドロード159+バートン、ヒッチハイカ-
5.5kg


ソリッド装備
オスプレーコード30
(替えグローブ、替えゴーグル、ブラックダイアモンドセラック、スコップ、水、食料はなし)
3.6kg

(ソリッド ハイク)
オスプレーコード30+ホバークラフト156+カスタム
8.0kg

オスプレーコード30+モススノースティックSW62+ミッション
8.2kg

(ソリッド 滑走時)
オスプレーコード30+MSRライトニングアセント22+ブラックダイヤモンド トレール
5.8kg


スプリット装備
(シール ハイク)
オスプレーコード30
(替えグローブ、替えゴーグル、スパーククランポン、ブラックダイヤモンドセラック、ブラックダイヤモンド レイブンプロ、ブラックダイヤモンド スコップ)
4.4kg

(スノーシュー ハイク)
オスプレーコード30+ランドロード159+シール
10.5kg

(アイゼン ハイク)
オスプレーコード30+ランドロード159+シール+MSRライトニングアセント22
11.3kg

オスプレーコード30+ランドロード159+シール
9.7kg

(スプリット 滑走時)
オスプレーコード30+ブラックダイアモンド トレール +シール
5.5kg

オスプレーコード30+MSRライトニングアセント22+ブラックダイアモンド トレール +シール
7.1kg




このような重量になった。
今までも実際にどのくらいの重さがあるのか気になっていたが今回本当の重量を知ることになった。

実際に山に行くには、これに水と食料、ヘルメットも場合によっては足すことになる。

この続きはまた次回に!

それでは

スプリットボード考察 4

2016-03-22 | スプリットボード
今回はスプリットボードについて。



バートンでは、ランドロード、カスタム、フィッシュがラインナップされているなかで、ランドロードを選択した。前にも触れたが春先のシール登行ができるギリギリまで使うつもりなので、Sロッカーのランドロードを選んだ。別にSロッカーでなくてもいいのかもしれないが、個人的にはこれが一番新雪でもザラメでも適応すると考えている。



長さは控えめな159だ。チャートサイズを見ると、体重からもビンディングサイズからもウッチャンには159でもオーバーサイズなのだ。170cmの身長で60kgない体型で、足がUS7インチという小足だ。ちなみにビンディングサイズはSだ。この事についてはスノーボードを始めた時からの悩みだ。足首が異常に細いためにメンズのブーツがまるで合わない。ウィメンズのブーツをこっそり履いたらこっちの方がフィットした。本気でウィメンズブーツを買おうとしたくらいだ。話はそれたが今までもチャートサイズなど気にしたことなどなかったが、今回はSロッカーの板ということで考慮して159のサイズにした。






(よ~く見ると若干ピンテールになっている)

脛までのパウダーならなにも支障はない。膝上のパウダーになってくると、現在使用しているソリッドのホバークラフトやモスSWに比べると浮きが足りないような気がする。深雪に特化したモデルでないからなのか、サイズのせいなのか、スプリットモデルの性質のせいなのか、ソリッドよりは深雪を意識して滑る必要がある。

現在のスプリットビンディングはソリッドと滑った感じは変わらないとよく言われるが、実際には同じとは言えない。
動画で他人が見る範囲では何も変わらないかもしれない。自分の意識の中の範囲ぐらいの差かもしれないが、自分の中ではその少しの差はかなり大きい。
いくら旧バートンからみると軽くはなっているのかもしれないが、単純にソリッドのボードと比べてみるとやはり重い。

そのほんのわずかな差が大きく滑りに関係してくる。切り返しに時間がかかり、踏み込むタイミングがズレてくる。スムーズさにかけてきて軽快さにかけてくる。ソリッドでは意識もしないが、スプリットの場合はスプリットに乗っていることを意識して乗った方がいいかもしれない。ソリッドよりも1テンポか半テンポ早く先行動作をしたほうが危険回避ができ安全滑走ができるかもしれない。
これも慣れれば意識する必要もないかもしれない。スプリット転向すぐに急斜、危険斜面は避けた方がいいだろう。何事も慣れと経験が必要だろう。

この続きは次回に!

それでは