新年明けましておめでとうございます。
京都市内は暖かく晴れ間が多く穏やかな三ヶ日でした。皆様におかれましてもすこやかな新年を迎えられたこととお喜び申し上げます。
世界は昨今、格差が生み出す終わりの見えない報復の連鎖に陥っています。日本も対岸の火事では済まされなくなってきており日本人のスタンスを国際社会に対し明確に示さなくてはいけない時期にきていると言えるでしょう。
さて国内も2025年問題が間近に迫り、世界一の長寿国家を支えた国民皆保険制度が破綻の危機に直面しています。現場では、介護難民どころか終焉の場所すら選べないような局面が危惧されています。
国に不平不満をぶつける前に、地域に求められているのは地域行政とともに社会資源を使う知恵と工夫です。医療・介護保険制度下で整備されてきた社会資源を連携・機能させることにより地域の人々の安らかな生活を支える地域力が求められています。
当院も皆様の健康と生活を支える医療介護の社会資源として顔の見える地域ネットワークの一員として少しでも地域社会の活性化に貢献できるよう努力しています。昨年、医院拡充工事によりバリアフリー・消毒滅菌システム、IT化による外来・訪問診療システムの合理化の更なる充実を実現させました。
スタッフ一同口腔からの健康づくりに一期一会のおもいのもと一生を通して縁の方すべてに最大限のホスピタリティーで奉仕する所存です。
末尾になりましたが皆様の今年一年のご多幸を祈念致しまして新年のご挨拶とさせていただきます。
院長 拝