東京リサーチ日記

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「大腸がんはストレスが原因と言われた。夜も眠られない状態が続いている」

2020-07-12 00:00:00 | 日記
 2020年7月12日、大腸がんで主演舞台を降板した俳優今井雅之(当時54)が2015年4月30日、東京・新国立劇場で行われた「THE WINDS OF GOD」(2015年5月1~5日=新国立劇場)の公開稽古前に会見し、末期がんでステージ4と明かしたのだ。今井雅之さんは「今の声が精いっぱい。僕のプライドで公演ではマイクなしでやってきたが、今は無理。ドクターストップ、プラス自分の判断で降ろさせてくれと言った。本当にすいません、病には勝てなかった・・・」と述べた。今井は2014年秋に体調を崩し、病院で「風邪」と診断された。しかし、胃の痛みが治まらず、体調も2カ月近く戻らず、別の病院で精密検査したところ、大腸に複数の腫瘍が見つかった。2014年11月に20センチほど腹部を切開する緊急手術を受けたが、医師から「クリスマスまで持つか」と宣告されたという。2015年2月に舞台の会見をした時は腸閉塞(へいそく)の手術をしたこと、体重は20キロやせたことを明かしたが、2015年4月21日になって病名が「大腸がん」であると告白し、舞台からの降板を発表したのだ。「役者が舞台を降りるのはつらい。生きるのがつらいし、悔しい」と涙をみせた。現在は抗がん剤治療を受けながら、腕立て伏せなどの筋力を付けるリハビリをしている。「大腸がんはストレスが原因と言われた。夜も眠られない状態が続いている」。看病する妻には「浮気できるくらい元気になってねと言われた」と涙を流したのである。2020年現在、芸能界の歴史に名前が刻まれている・・・(井森隆)