「つらかった」 2020-07-30 00:00:00 | 日記 2020年7月30日、SMAPの中居正広(当時42)がニッポン放送「中居正広のSome girl’SMAP」(土曜後11・00)に2015年5月9日出演し、父正志さんが2015年2月19日に79歳で死去していたことを明らかにした。葬儀は近親者で済ませたのだ。番組冒頭で中居は「報告しなければならないことがあります」と切り出し、ゴールデンウイークを振り返るなどした後に「言わなきゃいけないことがあるのか・・・」と1曲挟んで「だいぶ落ち着きましたので、この時期なんじゃないかと思いまして勝手にこの時期にさせていただきます。個人的なことですけど、2月19日に私のお父様が亡くなりました。享年79、4月2日に80歳だったんですけど80前に亡くなりました。四十九日を4月8日に滞りなく済ませまして。すぐ(報告するの)が良かったと思いましたがこの時期になってしまいました」と語ったのである。また、番組全部を使って父との最後の日々を詳細に振り返り、2013年2月に肺がんであることが分かり、2013年3月に8時間の手術で片方の肺を摘出、当時、野球のWBC東京ラウンドが行われている時期で、中居もWBCの仕事の直前まで手術に付き添ったという。2013年秋にはリンパへ転移し週6日の放射線治療を受け、一時退院し、2014年5月にはハワイ旅行にも行った。直前には喉頭がんが見つかり、旅行を断念しかけたこともあったが、ゴルフやプールで泳いだほか、バルコニーで食事を取るなど楽しい時間を過ごしたようである。2014年8月には再度手術。中居はこの時期を「つらかった」と言い、約100日間飲まず食わずで話すこともできなかったことや一時は退院でき、家族ですしを食べに行ったこと、再度入院した父のために中居がお弁当を作り、父から「こんなにまずいおにぎりは初めてだ」とダメ出しされたことなどを落ち着いた口調で話し続けたのだ。最後の1カ月については、番組の時間終了に近づいたため「来週話そう」と次回にすることを約束してエンディングとなったのである。中居父子の関係が良好であったことがこの話から伺えるのである ・・・(井森隆)