さてさて、訓練もいよいよあとわずかとなりました。
今回は和室の廻り縁についてです。
造作は、手の加え方でどうにでもなるのですが、今回授業で教えた納まりを紹介します。
材料の関係上、今回は40角で行いました、実際はもう少し大きめの材料の方が納まりが良いと思います。
壁から出ている幅を「胸の出」と呼びます。今回は10mmですが、これまた15mm程度がよろしいかと・・・・
それから、部側の垂直面(正面)を柾目を使用し、下端を杢目にします、もちろん両方柾目がベストですが、杢目や木肌の色なども統一性があるようにします。
柱の加工は、この図のとおりです、教科書などは廻り縁の成を欠ぐ形を採用していますが、なるべく柱の欠ぎ込みを少なくしたいので、今回は15mmしかとらなくてよい方法です。
実は、授業では15mmとる方法と、40mmとる方法を併用したので、僕自身もう何がなんだか解らなくなりました。
それでは、女木の加工です。
スケッチアップ 廻り縁女木で自由に動かせます。
そして、男木の加工です。
スケッチアップ 廻り縁男木
納めてみましょう。
う~んいい感じですね。
透視モードでどうぞ。
スケッチアップでどうぞ。
生徒も疑問に思っていましたが、すべての廻り縁がこのような加工をしているわけではありません、しかし、良い仕事をしている住宅はこのような、見えないところにも手が加えられています。
近頃は、和室の廻り縁のコーナー役物が市販されています。
うたい文句は、ビス一本で隅の加工が出来、熟練の技術が必要なく、廻り縁が一人で取り付けます、このため施工の生産性がアップします・・・・だそうです。
そのおかげで、大工の仕事が減り、賃金もダウンします。
大工さんにとっては、たまった話ではありませんね。
出来ればそのようなもののお世話にならない様な、世の中にしたいものです。
この流れを止めるのも、本当の仕事を理解した大工さんを一人でも多く育てること、そしてその仕事の意義を社会に発信することも僕たちの仕事だと思います。
おしまい。
今回は和室の廻り縁についてです。
造作は、手の加え方でどうにでもなるのですが、今回授業で教えた納まりを紹介します。
材料の関係上、今回は40角で行いました、実際はもう少し大きめの材料の方が納まりが良いと思います。
壁から出ている幅を「胸の出」と呼びます。今回は10mmですが、これまた15mm程度がよろしいかと・・・・
それから、部側の垂直面(正面)を柾目を使用し、下端を杢目にします、もちろん両方柾目がベストですが、杢目や木肌の色なども統一性があるようにします。
柱の加工は、この図のとおりです、教科書などは廻り縁の成を欠ぐ形を採用していますが、なるべく柱の欠ぎ込みを少なくしたいので、今回は15mmしかとらなくてよい方法です。
実は、授業では15mmとる方法と、40mmとる方法を併用したので、僕自身もう何がなんだか解らなくなりました。
それでは、女木の加工です。
スケッチアップ 廻り縁女木で自由に動かせます。
そして、男木の加工です。
スケッチアップ 廻り縁男木
納めてみましょう。
う~んいい感じですね。
透視モードでどうぞ。
スケッチアップでどうぞ。
生徒も疑問に思っていましたが、すべての廻り縁がこのような加工をしているわけではありません、しかし、良い仕事をしている住宅はこのような、見えないところにも手が加えられています。
近頃は、和室の廻り縁のコーナー役物が市販されています。
うたい文句は、ビス一本で隅の加工が出来、熟練の技術が必要なく、廻り縁が一人で取り付けます、このため施工の生産性がアップします・・・・だそうです。
そのおかげで、大工の仕事が減り、賃金もダウンします。
大工さんにとっては、たまった話ではありませんね。
出来ればそのようなもののお世話にならない様な、世の中にしたいものです。
この流れを止めるのも、本当の仕事を理解した大工さんを一人でも多く育てること、そしてその仕事の意義を社会に発信することも僕たちの仕事だと思います。
おしまい。
ちょっと強度が
さわったら折れそうな・・。
スケッチアップいいですね。
わたしもアップしょうと思ったが入力画面がめんどそうです。
また、Gooのブログで写真を何枚も入れるのは簡単ですか、まだ使い方を理解していません。
そうなんです、あそこの強度が弱いから、もう少し胸の出を出した方が良いのです。
そして、大入れのみがキンキンに切れることがポイントです。
gooブログでは、写真を何枚も入れるのは、少し手間がかかります。
(と言いますが、他のブログの編集方法を知りません)
僕の場合、インターネットエクスプロ―ラー7で、タブを編集用と画像用とで二つ起動して、画像用でアドレスをコピーして編集用で貼り付けるという作業を行っています。
MASAさんのスケッチアップモデル、ぜひアップしてください。
楽しみにしております。
3Dギャラリーから直にUPしようとしていましたが、うまくいきませんでした。
複数写真のやり方わかりました。
願わくば、このサイトを参考に今年一級技能士に挑戦する、生徒が出てくることを願うのみです。
40mm厚あれば、40mm以上は
いためるのが普通。
あれだと、かけてしまう可能性がある。
せっかく、削って仕上げてと
加工したのに、かけてしまっては
無駄になるから、大工はそんな事は
しない。
だいたい、15×18(45mm×55mm)を
削り仕上げると、14,5×17寸位になるので
柱を傷める高さは60mmです。
一般の大工はです。
それに、最後のオス同士を収める時
オスの長さ分を柱を傷めなければ
入りません。
要は、最初に、メスを2つ。
次ぎはオスとメス。
次もオスとメス。
最後に、オスを2つ作る。
この最後のオス2つの廻り縁を収める時に
下端15mmの分と、オスの長さの分を
柱で当たりを取らないと最後が
収まりません。