さてさて、いよいよ6月継手強化月間?も最終日となり、継手最終課題 「台持継ぎ」となりました。
台持ち継ぎは、主に成(材の高さ)の異なる桁や梁さらには丸太梁などを継ぐのに適しています。強度的には追掛継ぎの方が強いと思うけど、材の横面(成)に峠を元にして水平の基準の墨を引き、それを中心に墨を引くことによって、勾配をつけた継手でも容易に墨を引くことが出来ます。
と言うことで、実際に墨付けとなりま . . . 本文を読む
さてさて、本日は金輪継の続きですが、一部早い人のために尻ばさみ継ぎ(しっぱさみとも言う)を作っておいたので、これを見て勝手に作っといてください、以上業務連絡でした。
早いもので、後1ヶ月もすれば夏休みとなります。
一学期を乗り越えれば、体力的にもだいぶ楽になるかな?
それと、何も知らない無垢な状態から、約2月ちょっとが経ち 少しは、大工さんのことや家造りの事、などなど身について行ってるのかな . . . 本文を読む
さてさて、本日は金輪継の実習です。 のち
とその前に、製図の模様も少しお届けします。
製図授業時間は約40時間、これを長いと取るか少ないととるか・・・
線引きの練習から始めるので、いくらあっても足りないというところが事実でしょうが、最低限の必要な知識は教えてあげたいということでやってます。
平面図1/100 1/50 の他にプランニングなども行いました。
各伏図は図板で書かせているので . . . 本文を読む
さてさて、本日は追掛大栓継ぎですね のち
先ず最初に墨付けです、これは一見理解しにくいけど、差し金の充て方と墨を引く場所を間違えなければ意外と簡単につけることが出来ます。大工さんの合理的な考え方にいつもながら感心させられます。
そして、刻みに移ります。最初に割くのが大変みたいで、特に女性の訓練生などはかなり体力を消耗しているようでした。
さらに意外と時間がかかるのは、横からの大 . . . 本文を読む
さてさて、本日から大工の秘伝の技ともいえる規矩術の授業がいよいよ始まります。先ずは導入部分からです。
さしがねについて、ちょいと うんちくを話します。
さしがねは、もともと大陸(中国)から伝わったものとされています。
理工学社の「建築の規矩術」によると、般という大工さんが空に届く梯子をつくり、北斗七星のなかの文曲星という星から、さしがねと規矩術を持ち帰った。というお話です
すなわち、さしがね . . . 本文を読む
さてさて、本日も雨ですね~ 車で片道約56キロ通勤する僕だけど、雨が降っているときには湿度のほかにも憂鬱になることがあります。
それは市内に入るときのバイパスが大渋滞するのです。
「そりゃ雨が降ると込むわな」と皆さんお思いですが、これは夏休み・春休みなどの学校が休みのときは起きません。
そうです、雨が降ると学生は皆、車で登校するのです。甘い親御さんが多いですね。
僕達の時は、合羽があるわけ . . . 本文を読む
さてさて、大分県も無事に入梅(つゆいり)しシトシト雨が降っております。
最近は、渇水気味でダムも発電ストップということで、これで一安心でしょうか?
それでは、本日の授業内容は、1~2限が8942先生担当の構造模型の授業です、今年は模擬家屋(近日公開予定)の10分の1の模型を作るということなので、どんなものが出来るか楽しみです。
ちなみに、今年の模擬家屋のコンセプトは「和」です。お楽しみに~ . . . 本文を読む
さてさて、今週は腰掛け鎌継編です
鎌継ぎは、蟻継ぎに比べて多少強度が増し、比較的に土台や、桁梁などの横架材などの継ぎ手にも使われます。
さらには、材成の大きさが違う部材などでも、使いやすい継ぎ手ですね。
おもしろいのが、この継手、進化を繰り返してきた事でしょう。
図にあるように、だんだん形を変えてきたのが解りますか?
右が古代鎌 左が中世鎌
他の継手も多少ですが形を進化させてますが、道 . . . 本文を読む
さてさて、梅雨だというのに雨が降りませんね~
大工の学校がある大分県は先日より、別府を中心に震度3~4の地震が度々発生しています。最近、全国的に地震が多いですね、心配だ~
ところで本題、本日は午前中は製図で、プランニングの課題を仕上げました。
テーマは「高齢者が将来に渡り安心できる家」です。
色を塗ったり、間取りソフトで描いたりしてなかなか面白いプランも出来ているようです、頭の体操とい . . . 本文を読む
さてさて、本日は腰掛け蟻継ぎの男木を刻みます。
昨日、予定より早く終わり墨付けまでは昨日のうちに完了したので、本日ゆっくりと時間がとれます。
ただ、みんな初めての継手だから、早く合体させたい衝動に駆られているみたいなので、とりあえず、とっととやって見せましょう。
とはいうものの、2年ぶりの実技担当、さらには一年ぶりの蟻継ぎ。ほぞでやったとはいえ、みんなの前で作業をするのは結構プレッシャー . . . 本文を読む