さてさて、本日は「出張! 大工の学校」と称しまして、佐伯市弥生の児童館に木工教室に行って来ました。
これは弥生の児童館が小学校高学年の児童を対象に料理や、陶芸など様々な活動を行う「サマースクール」の一環として行うものです。
いざ、行ってみると立派な建物に、小学校4~6年生までの小学生16名が出迎えてくれました
早速 先日公開したプリントを配布して、パワーポイントでスライドを見せながら授業を行うと、みんな真剣に聞き入ってくれて、なんだか先生みたいな気分になりました。(おいおい!)
児童たちも継手のサンプルや、墨壷やかんな、ちょうな等の道具を見せてあげたりもして、興味津々にそれらを手に取り大工さんの仕事について少しわかってくれたかな?
そして工作の授業ですが、今回は標題の写真のように「小鳥の巣箱」作りにチャレンジです。
当然、小学生相手に「墨半分残せよ~」なんぞ言えるはずもなく、真っ直ぐノコが挽けなくてもちゃんと形になるように、計画しなければなりません。
日頃から「仕事は段取り八分」と言うことで、用意周到に図面と製作手順を作りました。
それを見ながら、線を引き、ノコで切って、ボンドと釘で留めてから完成です。
最近の小学生はノコなども取り扱うことも少なく、真っ直ぐ引くのも一苦労でしたけど段々と上達していく姿をみてやっぱり子供ってすごいな、と感心。
なかには、初めから最後まで僕たちが手を全く取ることなく、自分で考え上手に作り上げた6年生の男の子がいました。
T君と言うんだけど、終わった後の片付けも最後まで残ってくれて、本当に助かりました。
T君に「楽しかった?」って聞くと「うん面白かった、来年も来たい!でも来年は中学生だから、先生が総合学習の授業に来て」ってお願いされました。
終わった後に、その話を先方の先生に話すと、「T君は日頃は元気すぎて、私たちも手に余るんですよ!」って言われてビックリ。
なんだか嬉しかったよ、T君又逢いたいね、大工の学校で待ってるよ。
巣箱作りの仕上げで入り口の止まり木は、鉛筆削りの要領で枝を削り、ドリルで掘った穴に差し込むようにしました。
近頃は、鉛筆をカッターで削るということも少ないでしょうから、これも又良い経験だと思います、なぜなら僕が小学5・6年の担任の先生は、シャーペン禁止の上、鉛筆削りも禁止でした、理由はわからないけど、何故だか良い経験だったなぁと思うのでおそらくは良いことなのでしょう?
ちなみにその先生。牛乳までもストロー禁止でした・・・これはさすがに理解不能でしたけどね。
そういうことで、少し時間をオーバーしたけど立派にできあがった小鳥の巣箱、夏休みの宿題と共に新学期クラスの話題を独占し「大工の学校」で勉強したんだ、とクラスのみんなに伝えてくれたら僕も行った甲斐があるというものですね。
大変だったけど、本当に楽しい時間でした、みんなありがとうね。
おしまい
これは弥生の児童館が小学校高学年の児童を対象に料理や、陶芸など様々な活動を行う「サマースクール」の一環として行うものです。
いざ、行ってみると立派な建物に、小学校4~6年生までの小学生16名が出迎えてくれました
早速 先日公開したプリントを配布して、パワーポイントでスライドを見せながら授業を行うと、みんな真剣に聞き入ってくれて、なんだか先生みたいな気分になりました。(おいおい!)
児童たちも継手のサンプルや、墨壷やかんな、ちょうな等の道具を見せてあげたりもして、興味津々にそれらを手に取り大工さんの仕事について少しわかってくれたかな?
そして工作の授業ですが、今回は標題の写真のように「小鳥の巣箱」作りにチャレンジです。
当然、小学生相手に「墨半分残せよ~」なんぞ言えるはずもなく、真っ直ぐノコが挽けなくてもちゃんと形になるように、計画しなければなりません。
日頃から「仕事は段取り八分」と言うことで、用意周到に図面と製作手順を作りました。
それを見ながら、線を引き、ノコで切って、ボンドと釘で留めてから完成です。
最近の小学生はノコなども取り扱うことも少なく、真っ直ぐ引くのも一苦労でしたけど段々と上達していく姿をみてやっぱり子供ってすごいな、と感心。
なかには、初めから最後まで僕たちが手を全く取ることなく、自分で考え上手に作り上げた6年生の男の子がいました。
T君と言うんだけど、終わった後の片付けも最後まで残ってくれて、本当に助かりました。
T君に「楽しかった?」って聞くと「うん面白かった、来年も来たい!でも来年は中学生だから、先生が総合学習の授業に来て」ってお願いされました。
終わった後に、その話を先方の先生に話すと、「T君は日頃は元気すぎて、私たちも手に余るんですよ!」って言われてビックリ。
なんだか嬉しかったよ、T君又逢いたいね、大工の学校で待ってるよ。
巣箱作りの仕上げで入り口の止まり木は、鉛筆削りの要領で枝を削り、ドリルで掘った穴に差し込むようにしました。
近頃は、鉛筆をカッターで削るということも少ないでしょうから、これも又良い経験だと思います、なぜなら僕が小学5・6年の担任の先生は、シャーペン禁止の上、鉛筆削りも禁止でした、理由はわからないけど、何故だか良い経験だったなぁと思うのでおそらくは良いことなのでしょう?
ちなみにその先生。牛乳までもストロー禁止でした・・・これはさすがに理解不能でしたけどね。
そういうことで、少し時間をオーバーしたけど立派にできあがった小鳥の巣箱、夏休みの宿題と共に新学期クラスの話題を独占し「大工の学校」で勉強したんだ、とクラスのみんなに伝えてくれたら僕も行った甲斐があるというものですね。
大変だったけど、本当に楽しい時間でした、みんなありがとうね。
おしまい
ぼかしてい無いのは・・・・
子供達も楽しかったことでしょうね
ナイフでの鉛筆削り、小学校の高学年で同じでして、シャーペン禁止のナイフでの鉛筆削りでした。
良く覚えてい無いのですが、ナイフの危険とどう使うと安全かを教えているとか言われた記憶があります。
さ~って、昨日の答えですが、本当かどうかは解りませんが、日本でも江戸時代の前だったか、安土時代の前までだったか・・・前に押して使っていたそうです。
前押しの道具が禁しになった理由が、大工が前に押して刃物を扱う=武士に刃を向ける=謀反?生意気?うまく表現できないのですが、そのような説もあれば、日本人独特の文化で、武士、軍人以外は凶器になり得るものの扱いには特に慎重で、そのような経緯からとも言われています。
箸などでも突き箸使いは良くないと言いますから、後者の方が正解に近いかもしれませんね
そういうことなんですね~
日本人は効率とかよりも、精神論を大事にしますからね。そういうところが好きですね。
子供の頃に刃物を使わせたほうが悲惨な事件が少なくなると聞いたことがあります。
先生方も大変でしょうが、そのような指導をして欲しいものです。
追伸 ベージュの番匠がTOM-Pです
始めて見ましたよぉ~!
そういえば以前 お料理の学校の時に写っていた
熊さんのような手。
今回も写ってましたね。(笑)
小学校の子達って 本当は こういうの大好きだと思うんです。
ゲーム機にへばりついてバーチャルの世界でいるよりも、こうやって 自分の手でモノを作り上げていく
楽しさを教えてあげれば、そういう機会をもっと
私達大人が 作ってあげなければならないのかもしれませんね。
私も頑張ります。
TOM-Pさんの印象は、やさしそうなお父さん。
大きな心で受け止めてくれそうなお父さんという感じでした。
あっ!? 私のほうがおばちゃんなんですけどね。
実は(笑)
子供の可能性は無限大ですよね。
それを引き出すのは大人の仕事ですよね。
教えていくうちに「あ~この説明だとこうしちゃうのかぁ~」て事など、逆に教わることも多かったような気がします。
そして、ものづくりのすばらしさを子供たちの一生懸命な姿を見て、再認識しました。
これからも、このような活動をして皆に大工さんの偉大さを伝えるようにがんばりますよ~
私は小学生5年生の時には、壁を下見板張りで犬小屋を造った経験があります
でも大きな大失敗がありました。
下見板ではなく上見板張りになっていましたよ
おやじから「それじゃ雨漏りするゾー」と突っ込まれましたよ。
でもそういう思い出は、今でも忘れていないんですよね。
そうですね、最近は犬小屋を作ったりとかしなくなったようですね。
のこ挽きがあんなに曲がってしまうとは・・・・
そのような場を提供していきたいですね。
確かに お腹のポッコリ感はそっくりかも…顔はホントに誰に似てるんだろう?先生のとこにもハガキ着いたでしょ。桃太郎姿の仁どう?可愛いでしょ?
この前 眠ったまま寝返りしすぎてベットから落ちてた。 落ちてもまだ寝てて…びっくりしたよぉ w(゜o゜)w
大工教室 うちの夫はすごく行きたいみたいだけど…道後温泉に旅行なのよ。私も前から一度習いたかったステンドグラス作りの体験に申し込んじゃったしなぁ (^^)v
そうなんですね~ 子供の頃から刃物の怖さを知っていれば、悲惨な事件は減るはずですね。
もし良かったら、材料余っているので巣箱造りませんか?近所の子供とか喜ぶかもね? 図面もありますぞ。
「大工の学校」上灘区分校ということでどうでしょう?