さてさて、大工の学校では着々と 技能祭の作品作りが進んでいます。
今のところ、概ね予定通り進んでおり、大きな怪我も無くなりよりですね。
このような木工作業は、直接大工の作業には関係ないようでも、例えば角のみで穴を掘ぐ作業だと墨を半分残すことを心がけたり、サンダーで削ったりするのもやっぱり商品なので、丁寧に磨いたりと、しらずしらずの間に上達する格好の訓練だと思います。
僕は専ら裏方です、自動鉋や手押し鉋の刃の交換&研削だったり、金物を買いに隣のホームセンターに行ったり書類作ったり・・材料頼んだり 作るのはみんなだからね。
とはいえ何もしないのは何なので教える合間をぬって、写真にあるオセロ作りました、これは4日の技能祭でスタンプラリーでもらえる大抽選会の景品なので欲しい方は当日来てね。
ということで、要所要所で道具の使い方や、仕口などの方法を説明すれば概ね大丈夫のようですね。
どんな良い物が出来るかな~~
この調子だと来週の末には概ね形はできるかな?と思っています。
さて、来月の11月4日に行われる技能祭、木工作品販売の他にも技能コンクールが開催されます。
我が佐伯校では、臼杵の27歳A君と 佐伯の19歳I君が出場します。
先週から練習を始めてから、今週の月曜日に本番同様の材料で、初めて作ったんだけど、時間も余裕だし仕上がりもかなりのモノでほとんど教える事はありません、あとは数をこなして様々な状況に対応したり、木の癖、己の癖を理解する事が大切だと思います。
ここからが自分との戦いです。
昨年も続き是非連覇して欲しいのだけど、それよりも貴重な材料を練習とはいえ、切り刻んでしまいます。
材料のため、そして自分のために少しでも上手になるよう練習してくれれば、結果なんてどうでも良いかな?
上には上がいる、こういう事も本人のためにもなるしね。
他の業種の他にも、建築大工一般の部にも僕の修了生たちが数名出場します、最初の訓練生は17歳の生徒がもう24歳となりました。
毎年の成長が楽しみなものですから、優勝したら出場しなくなるので、ちょっぴり複雑な気分でもあります。
昨年は少しレベルが落ちたかな?と思う点があったので、みんな「さすがプロ!」といわれるような作品を作るよう、頑張ってね~~
おしまい
何だか木の香りがこちらまで伝わってきそうです。
そうそう、何故か最近、珍しく木工品(椅子やら掲示板)の依頼が立て続けに舞い込んでます。
オヤジが張り切っちゃって・・・。
頑張っている姿って本当にいいですね。
木の粉が鼻に入って、秋の花粉症です…
一年のうちで一番いい季節を鼻水たらして過ごすのはつらいです…
お父さん、木工もされてるんですね、今の大工さんは
建具すら作れない人が結構いるんですよね~
一般の部は四方転びの踏み台です。
一般は過去最多の19名が出場だそうです・・・(うち3名は教え子です)
この様子はまた掲載しますね~~