さてさて、本日も鉋の研ぎが続いております、今日は朝から終了まで一日中実習を行いました。
前回の裏打ちが終わり、次に裏を研ぐ「裏押し」という作業を行います。
これは、ノミの回で書いたとおりピカピカに磨き上げなければなりません。
ノミでかなり上手に仕上げていたので、みなさんあまり問題なく仕上げておりました。
そして、いよいよ砥ぎの作業です、初めに中砥で砥ぎます、鉋の砥ぎについてポイントに
なるのは大きく2点です
先ずは・・・
「刃先をやや、山なりにすること」といっても端が一番低いとすれば荒鉋で中央部分を0.2mmぐらい高くするといった微妙なものです。
すると生徒が・・・・
生徒「じゃあ先生、中仕工鉋では?」
TOM-P「その半分くらいかな?」
生徒「え、じゃあ仕上げ鉋やと?」
TOM-P「その半分の半分くらいかな?」
生徒「判るかい!」って言うのです。
だけど教科書では0.02mmとか書いてるぞ~って僕が言うと
生徒も黙りこくってました。
何でも数字で表さないといけないので大変ですよね~
要は気持ちです、気持ちの問題なのです・・・
そして次に重要なポイントは「鎬 (シノギ)」です。
シノギとは鉋の刃先から砥いでいる部分全体を指すのです。
この部分をひたすら真っ直ぐに砥ぐように指示しています。
(上は鎬は真っ直ぐです、下は少し丸いのが判るかな?)
しかし、まだなかなか手が固まらず、皆さん丸く砥いで「丸っ刃」と呼ばれる状態になっちゃう人が大半です、小さい三角定規を使って、シノギにあてると丸いのがよくわかるみたいでした。
ノミはまだしも鉋はとにかく鎬と先端の仕上げができなければ、削ろうにも削れません。
今日一日真剣に砥いでいたので、結構上達したみたいで、日々一日一日の上達が嬉しく思いました。 おしまい
前回の裏打ちが終わり、次に裏を研ぐ「裏押し」という作業を行います。
これは、ノミの回で書いたとおりピカピカに磨き上げなければなりません。
ノミでかなり上手に仕上げていたので、みなさんあまり問題なく仕上げておりました。
そして、いよいよ砥ぎの作業です、初めに中砥で砥ぎます、鉋の砥ぎについてポイントに
なるのは大きく2点です
先ずは・・・
「刃先をやや、山なりにすること」といっても端が一番低いとすれば荒鉋で中央部分を0.2mmぐらい高くするといった微妙なものです。
すると生徒が・・・・
生徒「じゃあ先生、中仕工鉋では?」
TOM-P「その半分くらいかな?」
生徒「え、じゃあ仕上げ鉋やと?」
TOM-P「その半分の半分くらいかな?」
生徒「判るかい!」って言うのです。
だけど教科書では0.02mmとか書いてるぞ~って僕が言うと
生徒も黙りこくってました。
何でも数字で表さないといけないので大変ですよね~
要は気持ちです、気持ちの問題なのです・・・
そして次に重要なポイントは「鎬 (シノギ)」です。
シノギとは鉋の刃先から砥いでいる部分全体を指すのです。
この部分をひたすら真っ直ぐに砥ぐように指示しています。
(上は鎬は真っ直ぐです、下は少し丸いのが判るかな?)
しかし、まだなかなか手が固まらず、皆さん丸く砥いで「丸っ刃」と呼ばれる状態になっちゃう人が大半です、小さい三角定規を使って、シノギにあてると丸いのがよくわかるみたいでした。
ノミはまだしも鉋はとにかく鎬と先端の仕上げができなければ、削ろうにも削れません。
今日一日真剣に砥いでいたので、結構上達したみたいで、日々一日一日の上達が嬉しく思いました。 おしまい
流血ですかぁ~
そんな風に見えるのは気のせい・・・・・
んあ?流血???
あ”~本当だ!!!
ってちがいます、水ですよさすがに血を流しながらも気づかない生徒はいないようです・・・・
でも本当に、そう見えますね。
って・・・流血じゃなかったんですね。
よかった。よかった。
うちの棟梁も顔に似合わず 自分の流血には
滅茶苦茶 気弱になっちゃいますから(笑)
カナヅチで自分の指を叩き血豆を作ってきた日には
もう・・・血豆自慢ですよ~(笑)
生徒様たち。
お怪我に気をつけて頑張ってくださいね!
応援しています!
本当にケガは怖いですよね~
とにかく、危ない行為をしないように目を光らせているのです。