さてさて、今年始めの読書感想文、今年も沢山本を読むぞ~ということで、一発目は・・・・
「手紙」 東野 圭吾著 です。
内容は、強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟直樹のもとには、獄中からの兄の手紙が月に一度届く、しかし進学、就職、結婚などでどうしても、殺人犯の弟という現実が、直樹のあと少しでつかめそうな幸せを摘んでしまいます。
その中で、必死で這い上がろうとした直樹に、事実を知った勤め先の社長が与える、非情と愛情が同居した2度に渡るアドバイスによって、彼の中で起きた事の本質をようやく理解することになるのです。
例によって、詳しい顛末は書きませんが、この作品は人間の心理や社会の実情を、マスコミなどが報道する、偽善(あえてそういわせてもらいます)や、続嘘つき首相が夢見る「再チャレンジ」などをあざ笑うかのように、正直に描かれています。
僕も読んでる途中は、急に冷たくなった直樹の周囲に腹が立ちもしました、だけどみんなそれぞれの事情の中で生きていることなので、仕方がないと多数派の意見に傾倒してしまいました。
きっと、作者は正直で優しい人なのでしょう、でないとこのような物語を書くことは無理だと思います。その上で多くの人が願うであろう、直樹の正々堂々とした生き方とは異なる、人間の本質や生きていくために彼が選んだエンディングに導いていきます。最後は本当に泣きそうになりますよ・・・・
ということで、いきなり深いよ~海のどん底まで連れて行かれそうになるくらいにね、でも不思議とこの手の本を読んだあとに残る、嫌悪感みたいなものは無いですね。何か滝に打たれた修行の後(やったことないけど・・・・)のような気持ちにさせられました。いや~この表現も我ながら酷いね。
重いテーマだけど、スラスラ読めてしまう作者のテクニックに乾杯です、読書が苦手な人は映画もあったそうなので、良かったらそちらの方でもお勧めです。
特に家庭を持っている人にはなおさらね・・・おしまい。
「手紙」 東野 圭吾著 です。
内容は、強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟直樹のもとには、獄中からの兄の手紙が月に一度届く、しかし進学、就職、結婚などでどうしても、殺人犯の弟という現実が、直樹のあと少しでつかめそうな幸せを摘んでしまいます。
その中で、必死で這い上がろうとした直樹に、事実を知った勤め先の社長が与える、非情と愛情が同居した2度に渡るアドバイスによって、彼の中で起きた事の本質をようやく理解することになるのです。
例によって、詳しい顛末は書きませんが、この作品は人間の心理や社会の実情を、マスコミなどが報道する、偽善(あえてそういわせてもらいます)や、続嘘つき首相が夢見る「再チャレンジ」などをあざ笑うかのように、正直に描かれています。
僕も読んでる途中は、急に冷たくなった直樹の周囲に腹が立ちもしました、だけどみんなそれぞれの事情の中で生きていることなので、仕方がないと多数派の意見に傾倒してしまいました。
きっと、作者は正直で優しい人なのでしょう、でないとこのような物語を書くことは無理だと思います。その上で多くの人が願うであろう、直樹の正々堂々とした生き方とは異なる、人間の本質や生きていくために彼が選んだエンディングに導いていきます。最後は本当に泣きそうになりますよ・・・・
ということで、いきなり深いよ~海のどん底まで連れて行かれそうになるくらいにね、でも不思議とこの手の本を読んだあとに残る、嫌悪感みたいなものは無いですね。何か滝に打たれた修行の後(やったことないけど・・・・)のような気持ちにさせられました。いや~この表現も我ながら酷いね。
重いテーマだけど、スラスラ読めてしまう作者のテクニックに乾杯です、読書が苦手な人は映画もあったそうなので、良かったらそちらの方でもお勧めです。
特に家庭を持っている人にはなおさらね・・・おしまい。
よし!誰にも会わないぞ、
誰にも邪魔されずに(8942)読める時間があるぞ、
体調がいいぞ!!
って時に読むつもりです。
しかし、う~~~ん先を越されたって感じ
おすすめですよ本当に
涙にはストレスを解消させる成分を分泌させることがあるそうです。
ということで、是非。
ふと目にした背表紙に「明日だけが未来じゃない」とあり「時生」を買いました。
次から次へとページがめくれいっきに読んでしまいました。
大泣きとかではなく、自然と涙がほほを流れる感じです。これも読んでみてください。