この雲を撮影した夏の頃・・・
私の街でもセミたちが鳴き始めました
私は、セミの声を聞くのが大好きです
中には、暑い真夏の間、ずっと鳴き続けるセミたちの声を聞き
「よけいに暑さを感じてイヤだ」と思われる方もいるかもしれませんが
私は、そんなセミたちが逆に愛おしく想えます
セミたちは・・・
何年も地中で幼虫時代を送ることが注目されており
中には、幼虫時代を17年間も地中で過ごすという
ジュウシチネン(17年)ゼミもいるそうです
幼虫時代を長いこと地中で過ごすセミ。
2年から5年くらいは地中で過ごしているそうですね^^
でも、成虫になると交尾や産卵を終えて1週間ほどで死んでしまいます
だからこそ、地上に出たその瞬間から
元気いっぱいに「生きてやるぞぉ」と鳴き続けているのかもしれませんね。
夏は、そんなセミたちから「生きる」ということの勇気や元気をもらっている。
そう思わずにはいられません
(2005.07.25撮影)
蝉時雨
「蝉時雨」とは?夏の季語です。
蝉がいっせいに鳴くようすを雨に例えてこう呼ぶのだそうです。
芭蕉が立石寺で詠んだ蝉は?ニイニイと鳴くにいにい蝉。
ジイィジイィと油を揚げるような声で鳴くアブラ蝉
ミーンミンミンと鳴くミンミン蝉
シャーシャーと大声で鳴くのは大型の熊蝉。
唖蝉(おしぜみ)とは鳴かない雌蝉のことだそうです
そうそう。
法師蝉(ツクツクボウシ)や蜩(ひぐらし)は秋の季語らしいですよ
私の街でよく鳴いていたのは
アブラ蝉・ミンミンゼミ・ヒグラシ・ツクツクボウシたちです。
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最後に私が感じたセミたちの姿を紹介します
アブラ蝉は、いつも忙しいそうにして働いているセミ
ミンミン蝉は、みんなの前でミーンミンミンと演説するのが好きなセミ
ヒグラシは、淋しがりやでいつも仲間と一緒にいるセミ
ツクツクボウシは、すごくひょうきんで、いつも仲間を笑わせるセミ