まだまだ暑さが続きそうな中、夏中の疲れが溜まりつつある昨今。
今朝から新しいサプリを飲み始めて、後半に向けてのスタートを切った矢先。
智子から、メールが来ました。
何かをホテルに置いてきた智子。
あるいは今回のメールで、その内容が明らかになるかもしれない。
そう思って見たメールの件名は、「用意したんです。すぐにでも」。
…あれ?
これは確か、第七章のときと同じ件名では…
本文を見て、さらにびっくり。
内容までまったく同じです。
これはどうしたことでしょう。
なぜ、以前と同じ内容のメールを、もう一度送ってきたんでしょうか。
いぶかしく思っていると、またまた智子からメールが。
今度の件名は「今から会いに行きます。」です。
むむむむむ。
今度は、第八章と同じです。
さあ、ここは推理のしどころだ。
同じメールを二度送ってしまう。
これ自体は、決して珍しいことではありません。
しかし、連続して同様のミスを繰り返すということは、よほどの理由があるはずなのです。
決して、オペレーターがいい加減こいて、闇雲に送りつけているわけではないのです。
さて、考えられる理由は何か。
[1] 智子は、猛烈なドジッ子である。
もちろん、眼鏡っ子 (黒縁) でもあります。
電柱にぶつかる。
持っていた飲み物をこぼす。
道に落ちていたバナナの皮で転ぶ。
電車のドアに挟まる。
クレーンを高圧線にぶつけて停電させる。
もう、ありとあらゆるドジッぷりを発揮しているわけですよ、智子は。
もちろん、ドジをするたびに地面に座り込んで、「てへっ♪」と舌を出しながら、自分の頭をコツンとやっているわけですよ。
萌えですよ。バーニングですよ。
もー、そんな智子を見て見ぬふり♪
[2] 文面は同じだが「指し示すもの」が違う。
これは実に高度なテクニックです。
よく「サルヂエ」なんかでやっているでしょ。
同じ文面なのに、二通り意味がある、というやつ。
「ここではきものをぬいでください」が、
「ここで履き物を脱いでください」となったり、
「ここでは着物を脱いでください」となったりするわけです。
「川島なお美」が、
「ワインに詳しい女優」となったり、
「だん吉と一緒に、おまけコーナーやっていた人」になったりするわけです。
そこで、もう一度メールを読んでみると、「用意したんです。すぐにでも」という件名がさっそく引っかかります。
つまり、前回とは「用意したもの」が違っているわけですよ。
前回:ビッグコミック・スピリッツ
今回:ビッグコミック・スペリオール
これくらい違うわけです。
さらに「ホテルで待っているだけではいけませんよね。」にも注意が必要です。
そう、前回とは違うホテルを押さえていたわけです。
前回:帝国ホテル
今回:熱海後楽園ホテル
これくらい違うわけです。
♪└|∵|┐♪└|∵|┘♪┌|∵|┘♪
2つの仮説を立ててみましたが、いずれも甲乙つけがたいほど説得力がありますね。
次回の智子メールで、さらなる進展が見られるかもしれません。
というわけで、次回“智子の物語・『鞦韆』”をお楽しみに。
最新の画像もっと見る
最近の「智子の物語」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事