智子の物語・第十一章

いつのまにか、THE 虎舞竜『ロード』を抜き去ってしまった、智子の物語。
三船美佳も、歯ぎしりしながら悔しがっていることでしょう。

今回の件名は「だめでしょうか…こうすれば信じて頂けますか？」。
このあたりから、かなり露骨なタイトルが続きます。

＞私なりに考えたんです。
＞私と会う事がいやで連絡がくれないんでしょうか。
＞それとも信じて頂けていないのか…
＞事情があって今連絡が取れない状態なのか。
＞連絡がいただけないので…私には知る事が出来ません。

あえて言うなら、「そんなに暇じゃない」が回答です。

＞会うのがどうしても無理でしたら…そう言ってください。
＞それが答えなら、それがあなたの決めた事なら私も受け入れます…

無理です、とここで答えておきます。

まさか、このブログの存在を知らないはずではないでしょうね。
「抱かれたい」とまで思った相手なんですから。

＞私の事が疑われているのだとしたらどんな事でも良いんです。
＞恥ずかしい動画だって…それでもいいんです。

ずいぶんと甘く見られたものです。
こちとら、自腹でちゃんとDVD買っているんです。←堂々の宣言
そんな得体のしれない動画を見る気はありません。

＞どんなに恥ずかしいことでも苦しいことでも、
＞それで信用してくれるならどんな事でも良いんです。
＞あなたに信じていただけるようにどんな事でもします。
＞本当に会いたいから、あなたに抱いて欲しいから…
＞どんな事だって出来るんです。

そんな犠牲精神、こちらからお断りです。
だって、僕自身、そんなこと求めていないんですから。
そーゆーことは、二人きりのときだけに見せてください。

＞いたずら防止のためにアドレスと地域の認証がありますけれど、
＞普段使っていないアドレスでもいいんです。
＞個人的な日記ブログですから心配しないで下さい。
＞あなたの本当の気持ち、待っています。

語るに落ちるというか……
この文面で、誰かを信用させようという心根が大間違いです。

そりゃあね。
僕も聖人君子ではありません。
人並みに性欲もありますし、恋人が欲しいなあと思うときもありますし、女性の身体にだって興味あります。

でもね。
ダボハゼになるほど、プライドも判断力も失ってはいないのですよ。
智子さんにしてみれば、こんな男は「ちょろい」と思われているかもしれませんが。

＜（｀＾´）＞　←いばってる

…そんな僕の心を揺り動かすメールが届いたのは、ここだけの話。