とみしゅう日記

優しき死人たちに乾杯!(葡萄酒以外で)

ティム・バートンの「コープス・ブライド」

早起きして見に行った甲斐がありました。
大傑作でしたよ!!!

死者の世界が、本当に魅力的に描かれているんですよね。
色遣いも鮮やかで、ミュージカルのシーンも楽しげ。
それに比べて、人間世界の無味乾燥ぶりといったら…

そんな死者の世界に心惹かれつつも、やはり恋人(といってもほぼ初対面に近い関係)のビクトリアを思うビクター。
一目惚れに近い恋愛でありながらも、彼を人間世界に戻すためにけなげに頑張るビクトリア。
ビクターを愛しく思いつつも、すべてを奪い去ることもできずに、心を痛めるコープスブライド…確か名前が付いていたと思うんだけど、どのサイトにも書かれてない…。

心に傷を抱えつつ、お互いを思いやっているのに、結果として相手を傷つけてしまう。
そんな不器用な人間たちを見つめるティム・バートンの視線は、どこまでも優しいんです。

王道のラブストーリーと言っていいでしょう。
きっとあなたが「そうなるだろう」と思うように、話は展開してきます。
でも、判っていても、僕は泣いてしまいました。
愛するということの意味。思いやるということの意味。
時代や国を違えても、その本質は大きく変わらないと思うのです。

美しいラストシーンを、もう一度劇場で見たいなぁ。
…求む、同伴者。

コメント一覧

よるん
[僕は死にましぇ~ん!]
…の台詞の方がインパクトが強くて、ピアノは忘れてました!わざわざお返事ありがとうございます♪嬉しかったです(^-^)
とみしゅう
エミリーかぁ
あぁ、そういえば確かに。

初めて二人が逢うシーンでも、ビクターがピアノを弾いていましたね。

あれで、二人の距離がぐっと縮まるんですよね。



そうか。

この映画では、ピアノの持つ力がけっこう大きいんですね。

音楽は国境を越えるといいますが、生死も越えるってことなんでしょうか。



ピアノが弾ける男ってかっこいいですね。

『101回目のプロポーズ』を思い出します。
よるん
今頃、ホントにスミマセン(^-^;
ビクターがビクトリアと初めて逢うシーンのピアノもいいですね。目の前で、殿方が奏でているのを見たら…どうなってしまうのだろう?と、考えてしまいました。コープスブライドの名前はエミリーです♪DVD買っちゃいました![ナイトメア~]と一緒に☆
とみしゅう
おぉ♪
春に見る『コープス・ブライド』も素敵だと思いますよ。



ピアノを弾くシーンというと、コープス・ブライドと一緒に弾いているところでしょうか?

あの時の二人の表情は、実によいですね。

お互いのわだかまりが、少しずつとけていくのが判るんだよなぁ。



それにしても、昨年末に書いたこの記事を覚えていてくださったなんて…

嬉しいです。

ありがとうございます。
よるん
やっと…
見ました!(今頃スミマセン)ビクターがピアノを弾くシーンが好きです。気付いたら泣いてました。
よるん
感謝☆
わざわざ調べていただいてすみません。DVDは必ず見ます♪ありがとうございました。もうすぐXmasですね!幸せな聖夜をお過し下さい(^-^)
とみしゅう
それは残念…
MovieWalkerで当たってみましたが、上映館はないみたいですね。

DVDレンタルが始まりましたら、ぜひご覧になってください。



そうそう。

『ALWAYS 三丁目の夕日』も面白かったですよ。

こちらはまだ上映中のようですから、よろしければどうぞ。
よるん
結局…
映画館には足を運べずにいます(;_;)…まだ字幕版がやっている所をご存知であれば、教えてくださいませ。
とみしゅう
コメント、ありがとうございます
ラブストーリーで泣いたのは、『美女と野獣』以来のことです。

王道を堂々と歩く姿は、誰が見たってかっこいいってことなんでしょうね。



ご覧になったら、ぜひ感想をお聞かせください。
よるん
どうもです。この映画、見に行こうか?DVDが出るまで待つか?悩んでいた所でした。やはり、見に行きたいと思います♪
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