とみしゅう日記

殺さない

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「死ぬ」「殺す」という言葉を不用意に使うな。
子どもの頃、親にそう怒られました。
今でも、これらの言葉を口にしたり書いたりする時は慎重になります。

言霊(ことだま)というやつは、きっとあるのだろうと思います。
言葉を使っているのではなく、「言葉に囚われている」。
そう思うことってありませんか?

それは必ずしも悪いことではありません。
結婚式でわざわざ「忌み言葉」を口にする人はいないでしょう。
暖かさと喜びとに満ちあふれた言葉で、新郎と新婦とを祝福する。
当たり前の、でも素敵なひとときではありませんか。

人は、いつかは死にます。
だから死に関する言葉からも逃れることはできません。
だからといって、命をもてあそぶような表現を安易に使うべきではない。
いつかは死ぬ身だからこそ、命の尊さを思い描けるのです。

「軽い気持ちで」子どもを殺すと書いた彼ら。
おそらく同様の書き込みは、掲示板というスペースに無数に存在することでしょう。
そのほとんどは、同じように「軽い気持ち」から生まれたものなのだと思う。
しかし、そういう禍々しい言葉の中から、本当の悪意が生まれてくるような気がしてならないのです。

いつもいつも笑顔ではいられない。
だけど、「わたしはあなたが好きです」という思いは忘れたくない。
好きだから言える言葉を大切にしたい。

ありがとう、大好きだよ。

コメント一覧

とみしゅう
>hiromuさん
人体を構成している材料(水とかタンパク質とか)は、驚くほど簡単な“レシピ”にまとめることができるそうです。

だからといって、同じ材料を用いて人間を人工的に作ることは、少なくとも現在の科学では不可能です。

生きるということ、それ自体がとんでもない奇跡なんですよね。



僕らは生涯、自分の顔を直接この目で見ることはできません。

鏡やカメラといった媒介を使う以外に手はないわけです。

でも、ひょっとして“魂”という存在になったら、肉体である自分の顔を見ることはできるかもしれない。

非科学的だけれど文学的。

それもまた価値観のひとつ。



生きるって簡単に語れることじゃないけれど、だからこそたくさんのことが語れるかもしれない。

そんな「青臭い」ことを語り合える友人を持てたことを、幸せに感じるのです。



「あぁ、生きてるって楽しいなぁ」と。
とみしゅう
>られ君
・・・うん。

僕は全然気にしないけどね。



(-.-”)凸



うん。
hiromu
同感です
生徒はいとも簡単に

「死ね」

と言います。

教師に向かってすらそういいます。



私が流産したときに、一度だけ、命が産まれる「大変さ」を語りました。

命を維持することがこれほど大変だとは私も思っていなかったので。

生徒はわりと真剣に聞いてくれたように思います。



今、命について語ることが少ない気がします。

我々大人の責任かも知れません。
られ
現代の忌み言葉
「ずれる」、「ぬける」、「はげます」。
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