こて先の温度が調整できる調温ハンダこてを買いました。これまでは、会社に入った頃(40年ほど前!?)にホビー用で購入したGootの30W?(ニクロムヒータ)のこてを、こて先を何度か変えたり、配線を修理しながら使ってきましたが、今使っているこて先もハンダの乗りが悪くなってきたので、この際新調しようかと物色していました。
良いものは結構するので、例によって大陸を物色して、上記のこてを購入しました。セラミックヒータ、110V80W with 温度調節付き。こて先はHakko(白光)社の900シリーズが使える、というもので、日本円にして送料込みで800円代。大丈夫かいな、と思いながらポチって、今回は10日ほどで日本まで届きました。
開けてみると、コンセントそのものはUSなのですが、片方の歯の部分の広く作られていて、壁のコンセント(左側の穴が大きい→アース側)には入るのですが、延長プラグには入らないので、入る位までヤスリで削りました。
ポチってからわかったのですが、型番から調べての先人のBlogを見ると、どうやら温度調節はできるようですが、表示の温度ではない、抵抗を一本入れるとそれなりになる、という事のようでしたので、その情報をもとに、同じ値の抵抗はなかったので分解し、それなり、、の抵抗をハンダ付け。
実際の温度は測定機が無いのでわからないのですが、結果、デフォルトの350度表示でいい感じに共晶ハンダが溶ける温度になっています。これまで使っていたものは温度調節がなかったので、放置すると結構アツアツになり、スポンジで冷やしながら使ったりしていました。今回のものはそんなこともなく、常に温度調節をしてくれるので、いい感じです。
マニュアルも何もついていなかったのですが、+と-のボタン同時押しで、Offsetがつけられるようで、-にすると温度が下がり、+にすると温度が上がるようです。
ただ、温度調節用のボタンが、使用中に気が付かないうちに指で押してしまっているようで、設定温度が変わっていることがあります。ゴムのボタンの出っ張りを調整できるなら短くしてもらえると良いです。
こて先を変えたい(2BCとかに)と思っていますが、本体800円に、こて先500円、600円ってね、と思ってまだ購入していません。しばらく使って様子を見ようと思います。
新旧のハンダこてです。古いこては、プラスチックの融着とかのときにでも使おうと思います。
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