先日百均をふらついていたら、いま工具箱に入っているスケールがプラスチックで目盛りも削れてきて見にくかったのを思い出して、ステンレスのスケールを買ってみました。15cmのもの30cmのものがありましたが、大は小を兼ねるとかで、30cmのものを購入。
後日、何気にYoutubeを見ていたら、それを知ってか知らずかマーキングゲージなるものの自作動画をYoutube君が出してくれて、ほぉ、と。
マーキングゲージとは、工作するときに角からXXcmとかに鉛筆とかで線を引くときに使う治具で、対象物の隅に引っ掛けて所望の長さのところにマークするものです。上の写真だと、端から23cmのところにマーキングします。(0cm側のところに鉛筆とかでマーキングするものです)
確かに、直角出すのにも使えるし、XXcm幅の線を引くのにも使えるので、せっかく買ったスケールを有効利用できるな、じゃ、作ってみましょうかと今朝から工作を開始。
材料は、全て手元にあったもので、5mmのアクリル板くらいであとはビス、スペーサとしてスケールの厚さに合わせるためのクレジットカードのいらないやつくらいです。
すべて現場合わせ?でテキトーに作りましたが、とりあえず思ったようなものにはなったようです。
アクリルの板をテキトーな大きさに切って(アクリルカッターというやつで切りました)、ノギスでスケールの厚みを測ってスペーサで調整し、ネジ止め。
こんな感じになりました。頭の赤いビスは、スケールが動かないように押さえるネジです。長さを決めたらこのビスで動かないように止めます(指で回るくらいの軽さです)
一番面倒だったのは、スケールに対して直角を出す事。結局最後は、A4くらいの本(雑誌とか)を持ってきて、長辺がスケールに合うように調整しました。なかなか良い感じに調整できました。スペーサを直角に仮固定するのに、紫外線硬化樹脂をちょっと垂らして、場所ぎめをして、クランプで止めておひさまの下に30分ほど。(こういう時に紫外線硬化樹脂は良いです)
最後は、お尻(数字が大きい方)でスペーサの間隔(スケールの幅)を合わせたのですが、頭(数字の小さい方)を通そうとするときつくて動かないという、まさかのスケールの幅が頭とお尻の方で違う(頭:25.43mm/お尻:25.28mm)ということがわかって、仕方ないので、ヤスリでスケールの方を削りました、、。(百均なのでそんなもんでしょう。仕方ないです、、)
ということで、ケースを作ったり、木材を切ったりするときに使える治具を作りましたというお話でした。
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