浜松市中央区舞阪の鍼灸院 院長日記

肩こり、腰痛だけじゃない?!舌痛症や抜け毛など特殊な鍼灸治療をご紹介します。

色覚多様性

2021-04-03 23:33:21 | 日記

ともろです

色覚多様性という言葉をご存知ですか?

2017年に日本遺伝学会で提唱された言葉で

もともと
「色盲・色弱・色覚異常」
を色覚多様性と定義しています

 

色を正しく識別できない色覚異常では
見えにくい色や程度は人によって異なり

日本では男性は20人に1人
女性は500人に1人

の割合でいるといわれています


先日3月30日(火)
日本テレビのNEWS ZEROでは

津波ハザードマップで避難所を示す赤
浸水が想定されるエリアを示す緑

は色覚異常のある人にとって
区別しにくいといわれています

 

実際にどんな見え方かというと
青色(緑色)信号機では
↓ ↓ ↓

↑ これが通常 ↑

 

しかし色覚異常があると
↓ ↓ ↓

↑ こんなふうに黄色?っぽく ↑
  見えてしまいます

 

 

現在

色覚多様性に合わせた取り組みが広がっていて
人気ゲームの「ぷよぷよ」では
色の見え方を変えられる機能を取り入れたり
「ファイナルファンタジーXIV」では
見やすい色に調整できると紹介されました


実はこの色覚異常

鍼灸治療で回復する可能性があります
遺伝要素が強い色覚異常でも
回復する患者さんは少なくありません

特に

信号機がはっきり見えにくい
自衛隊の試験がある

など

日常生活に支障がある人
特殊な職業に就きたい人

から鍼灸治療のご要望があります

回復が一番ですが
バリアフリーのカテゴリーが
増えていくことを願います

 

気になる方
お知り合いがいたらご連絡下さい

 

以上