ピストイアの第3弾では、色大理石を積み重ねた縞模様が美しいピサ様式のサン・ジョヴァンニ・フオルチヴィタス教会と、13世紀頃に建てられたチェッポ病院をお届けします。
サン・ジョヴァンニ・フオルチヴィタス教会は北側側面が、比較的幅広の道に面していますが、ファサードも後陣も、全く見通しの聞かない小路に面しています。内部は殆ど明かりが無く、暗がりのなかに説教壇が浮かび上がります。
チェッポ病院にはフィレンツェの捨て子養育院と同じくデッラ・ロッビアの工房による作品が残っています。正面のフリーズ(小壁)の彩色テラコッタで「7つの慈悲の行い」を、5つのメダイヨンで「神学的徳」を表現しているのだそうです。
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