ゲント(ヘント)の第2弾では、旧市街の所為バーフ広場に面して建つ聖バーフ大聖堂をご紹介します。
聖バーフ大聖堂は、元々は10世紀まで遡る聖ヨハネに捧げられた古いロマネスク様式の教会でしたが、13 世紀から 16 世紀にかけて
ゴシック様式に改装されています。1539年に大学協会となり聖バーフィ教会と呼ばれるようになり、さらに1559年にゲント教区が
制定されると共に大聖堂に昇格しています。
2013年に訪問した際にはファザードと一体化した4階建ての鐘楼部分は修復中でしたが、3身廊の壮大な内部は見学することが出来ました。
この教会の最高の財産は、1432年にヤン・ファン・エイクによって製作された多翼祭壇画の「神秘の仔羊」です。訪問時(現在は不明)には
本物は小さな礼拝堂に厳重な管理の下で飾られており写真撮影は禁止でしたが、精密なレプリカもありこちらは写真に納めることが出来ました。
他にもルーベンスの「聖バーフの回心」など優れた芸術品が数多く残されています。
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