ロコロトンドの第7弾では、丘の上に円形に広がる旧市街の中心、一番高いところに建つマードレ・サン・ジョルジョ・マルティーレ教会を
ご紹介します。
マードレ・サン・ジョルジョ・マルティーレ教会の建つ場所には、12世紀および16世紀にすでに現在と同じくサン・ジョルジョに
捧げられた教会が建てられていましたが、1790年から1825年にかけて現在の教会が建てられています。
新古典主義様式のファザードの最上部ティンパヌムにはドラゴンを退治するサン・ジョルジョのレリーフが飾られ、その下部の両肩にあたる
部分には聖ペテロと聖パウロの像が立っています。
内部はギリシア十字のレイアウトとなっており、祭壇にはこちらも龍退治をするサン・ジョルジョが描かれています。この外には「ロザリオの
聖母」や「最後の晩餐」をそれぞれ飾った礼拝堂なども見どころとなっています。また主祭壇の左側の階段からは地下のクリプタへと降りる
ことも出来るようになっています。このクリプタの正面は16世紀のサンジョルジョ教会の洗礼堂だったようです。
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