台北もいよいよ6日目、明日は帰国なので実質的に今日が最後の観光です。
今日は十分という所まで行くので、比較的早めにホテルを出て朝食をとります。
雙連朝市の通りから入った路地にあるお店でお粥を頂くことにしました。
・皮蛋総合粥
ピータンが入ったお粥です。具はしらすとキャベツや葱、そぼろ肉の全種盛り(これを総合と言っています)です。
しっかり混ぜないとダメだよと言われて混ぜた所です。優しい味でまさに滋養を感じるお粥です。
さて朝食の後はMRTで台北駅まで移動、続いて台鉄で九分に行った時と同じ瑞芳駅まで向かいます。
ここで列車を乗換(電化されていない区間を通るので電車ではありません)て、十分の駅へと向かいます。
9時半頃に到着した十分駅はまだまだそれほどの人出では有りませんでしたが、
これが帰るころには、ホームから人が溢れるほどの混みようでした。
十分の旧市街(老街)は駅から続いていますが、こちらでの楽しみは人出が多くなってからの方が良いのと、
未だ元気に歩けるうちにといことで、片道30分ほどかかる十分瀑布を先に見に行くことにしました。
遠路の上で写真を撮る御嬢さん達(勝手に撮っているので顔は隠しました)、何となく映画「Stand by me」を思い出しました。
十分瀑布までの道取りは吊り橋を渡ったり、
小さな滝を見ながらの上り下りが続きます。
漸く十分瀑布が見えてきました。
水の飛沫に反射してうっすらと虹が掛かっています。
結構な迫力と体を震わせる低い音です。
美しい滝の風景を見て癒されました。
…とはいえ帰りも30分の炎天下、十分老街まで戻って来た時には汗もびっしょりの状態だったので、
冷たい物で体を冷やすことにしました。
・檸檬愛玉
レモン味の飲み物に、ゼリーのような愛玉を入れたものです。
さっぱりとした酸味と愛玉のプルンとした喉越しが心地よく体を冷やしてくれるようです。
流石にお昼時ともなると、観光客も押しかけかなりの人出となっています。
皆さん線路の上に広がり出て、十分名物の天燈(ランタン)上げを行っています。
願い事を筆で描きこんでいます。
天燈の内部に火を点けると温められた空気で天燈が上昇して行きます。絶え間なく次々と天燈が空に舞っていくのは感動的です。
これが夜だったならより一層神秘的な雰囲気になるかもしれません。
お腹が空いたのでお昼御飯ですが、簡単に済ませることにしました。
・冰沫茶紅豆拿鐡
抹茶ラテに小豆がはいっています。
・鮪魚三明治
名前を見ると何のことだかわからないと思いますが、ツナサンドです。三明治がサンドイッチを意味する台湾語です。
食事の後は、十分の観光で残った最後の一つ、単線の線路に列車が来た時の様子を撮影しました。
警笛がなると、それまで線路の中に入っていた観光客やお店の方が、列車ぎりぎりの所で列車の通過を待ちながら写真を撮っています。
ちなみに帰りの激混みの列車の中からかろうじて撮影した線路沿いに退避した観光客の様子はこんな感じでした。
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