台北4日目です。
27日は帰国日なので、実質的には台湾観光の最終日なんですが、台北に移動してきてからずっと雨模様(時に雷雨)の
天気が続いています。そうは言ってもホテルにずっと引き籠っているわけにもいかないので、MRTを乗り継いで
「龍山寺」という歴史のあるお寺まで行ってきました。
■龍山寺
清朝の1738年の創建の台湾でも最も有名なお寺の一つです。
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・龍山寺の入口
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・正殿への前殿
入口の門をくぐると前庭となり、正面には正殿(本殿)へと続く前殿が控えています。
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・お供え
前殿の裏側には信者がお供えを捧げる大きな机が置かれています。台湾のお寺や廟を訪問するたびにお供えの
とんでもない数に驚かされます。
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・占い用具
左側の赤い棒を選んで1本引くと番号が掛かれています。ただ選んだ番号が本当にそれで良いのかどうかを手前の三日月形の
駒を投げて神様にお伺いを立てます。2つ投げでどちらも表や裏であれば駄目で裏と表が出ると選んだ番号で良いということに
なります。あとは棒の番号に対応した棚の引き出しからおみくじを足りだします。
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・龍山寺の正殿
観音菩薩を祀っている正殿です。
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・正殿の内部
正殿の内部には入れませんが、外から覗き込めば観音菩薩の煌びやかな像が祀られています。
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・後殿(奥の院)
台湾あるあるですが、台湾では神仏混交が一般的です。この後殿にも媽祖、関帝、月下老人などが祀られています。
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・天上聖母(媽祖)
後殿の中央には媽祖が祀られています。中国道教の中では最も位の高い神様となっていて、旅の安全を守る神様とされています。
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・青草茶の店
龍山寺の近くには青草茶という清熱、解毒、利尿、消化促進に効果があるという野草のハーブティーの店(問屋)が並んでいます。
蒸し暑い台湾では清熱(熱さを冷ます)効果があるというこのお茶は必需品かもしれません。
■剥皮寮
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・剥皮寮
清代の街並みを残した一画が保存されています。紅茶色のレンガを基本とした建屋です。
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・アーチが続く歩道
レンガの柱を結んだアーチが続きます。
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・剥皮寮の中通り
アーチが続く歩道から中へ入ると趣のある風景が広がります。レンガの紅茶色が雨でぬれていっそう際立った美しさとなっています。
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・落書き?
ユニークな落書きのようなものも残っています。
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・剥皮寮の中通り側の歩道
中通り側には赤提灯が並びます。夜に灯りが灯れば美しさもさらに際立つんでしょうね。
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・剥皮寮の入口(最初の写真とは反対側)
特になにかあるという所ではありませんが、しっとりとした雰囲気溢れる歴史遺物です。
雨もさらにひどくなってきたので龍山寺のMRT駅近くで昼食をとってホテルに引き上げました。
夜は今回の台湾旅行最後のイベントへと向かいます。幸い雨も上がっていたのでレンタサイクルで舞台のある建屋まで
行くことが出来ました。
■台北戯棚
台湾の伝統舞台芸術を見ることが出来る台北戯棚ですが、コロナ禍の期間4年以上も休館していました。実は4年前
台湾渡航が出来なくなる直前に訪台した時に予約をしていたものがキャンセルとなってしまった経緯があり、
今回はそのリベンジと言うわけです。
舞台は20時からの1時間、今夜のプログラムは「白蛇伝」という白蛇の精と人間の恋物語と、それを引き裂く金山寺の
僧侶との戦いの内容となっています。
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・主人公の白蛇とその妹の青児
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・許仙(白蛇の恋人)との出会い
急な雨に傘を貸してくれた人間の許仙との出会い。小さな船に乗っているところです。
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・白蛇と許仙を引き裂く金山寺の僧侶の法海と許仙
許仙に妻となった女が白蛇の精であることを告げ、別れさせようと説得しています。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/ff/0fdbf75e7d6da90da796ccac858461d3.jpg)
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・金山寺の僧兵と白蛇の精、それを助ける水中の生き物たちの戦い(3枚)
前半はオペラのように歌で台詞を語りながらゆったりと演じていましたが、後半は一転してアクション満載の戦いの
場面が続きます。
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