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トッラルバの第5弾では、正3角形状の形状が美しいサントゥ・アンティーネのヌラーゲをご紹介します。
ヌラーゲというのは、世界中でもサルディーニャ島だけに残る先史時代の巨石建造物です。建造は紀元前1900年頃から紀元前800年頃に
渡って行われており、現在サルディーニャ島全体では大小7000基ほどのヌラーゲが残っていると言われています。
初期のヌラーゲは一本の塔だけでしたが、時代が進むと複数の塔を持つ複雑な構造へと変化しています。サントゥ・アンティーネのヌラーゲは
サルディーニャのヌラーゲの中でも大きなものの一つで、元々は23~24mあったと推定される主塔を中心に正3角形状に小塔を配し、
現在は2階までの構造となっていますが、本来は3階部分まであったとのことです。ヌラーゲの内部は3つのコーナーを結ぶ廊下や、石積みの部屋、
上階へと続く階段、主塔を取り囲む通路(2階部分)などで構成されています。
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