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プロット100本マラソン

2022-04-30 23:56:12 | キスオカントクのつぶやき

こんちゃっす。

キスオさんです。

 

ここんとこプロット100本勝負というお題を

自分に課しています。

現在82本できました!

 

なんでそんなスゴい格闘家みたいなことを

やっているのかというと、

私キスオは物語を書くのがどうも苦手で、

中でも大まかな物語の流れを疎かにしたまま

勢いで書き上げてしまうことが多く、

その結果不満の残る出来上がりになっておりました。

それをなんとか克服したいと思い、

それには練習をするしかあるまいと考え、

こんなことを始めたってワケです。

 

まず「プロット」について細かくご説明しますと、

プロットとは「何がどうしてこうなった」といった

物語の発端とオチを説明した簡単な文章です。

物語を有する商業作品は大抵この方法を基礎にして

作られていることが多いです。

(例外として、宮崎駿カントクはこれを行わず、

イメージ画をまず描いて、そこから物語を想起するそうです)

 

このプロットから更に細かくキャラクターに

会話をさせたり、事件を追加して情報量を上げ、

完成に近づけていきます。

(プロットをもっと短く記述したものは

ログラインとかテーマなど言いますが、

今はプロットのお話をしますので、

興味のある方はネットで調べてくださいよ!!)

 

んで、そのプロットをそれぞれ何がどうして

こうなったということの前後の順番を変えたり、

またキャラクターの容姿や性格や生い立ちも変えて、

どんどん書いていきます。

これを何度もやれば、その到達の暁には

なんかお話作りが上手くなってるんじゃないかっ!??

と思った私は今年に入ってからそれを実行しております。

しかし、なかなかこれがキツくなってきた。

最初はネタなんかいくらでも出てくる、

軽い軽いとナメておりましたが、

だんだんとネタがつきてきて、今ではスーパーに行ったときに

変なキャラクターはいないかとか、

そこらへんをうろつくネコチャンを見たときでさえ、

「いいネタさねえが~!!!」と襲いかかってしまうような

プロットなまはげと化しております。

 

しかし、そんな苦労も上手くペンが

(キーボードを叩く指が)  走り出すことがまあまああって、

その時はなんだか妙なドライブ感といいますか、

グループ感といいますか、

「この後はどうなるんやオレ!?次の展開早く書けホラ!!!」

と、セルフで作者と読者ごっこができて

キツイなりにも愉快で、何か掴んだような気がしてくるのです。

 

とは言え、黒澤明カントクや小津安二郎カントク方でさえ、

「ワシ、偉いカントクになったけども、

まだ映画の作り方の秘訣はよーわからん(意訳)」

と仰ってましたので、

私のような小者が簡単に越えられる壁ではないのでしょう。

 

しかし、書くことでしかそれは越えられないと、

以前参加したシナリオ講座で喜安浩平先生も

そう仰ってましたので、

100本までもう少しあるのですが、

なんとか完走したいと思います。

 


その後、そこからさらに面白そうな物語を選んで

制作しますんで、もう少々お待ちください。

ほんじゃ股!!

 

 

 


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