こんちゃっす。
バカントクです。
昨日、みんなで広島宝塚会館という映画館に「コクリコ坂から」を観に行きました。
この映画館、実は本日31日で閉館するのです。
開館してちょうど40年、カントクの2倍の年齢です。(ちょっとウソ)
若いころはよくお世話になりました。
「東宝チャンピオンまつり」「フラッシュ・ゴードン」「メガフォース」
「レイズ・ザ・タイタニック」「ゴーストバスターズ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
「ゴジラ(1984年版よ)」「乱」「ターミネーター」「トータルリコール」などなど。
あ、「となりのトトロ」と「火垂るの墓」の強烈同時公開もここで観ました。
先に「火垂るの墓」を観たもんだから、トトロのとこにはなんでB-29が飛んでこんの?
清太と節子は死んだのに、サツキとメイはなんで幸せになるの?と子供のような
疑問が湧いてきたもんです。
しかし、シネコンが出来てからすっかりご無沙汰で、最後に行ったのが「ローレライ」かな?
そんなにご無沙汰してたのに閉館と聞くとノコノコ出かけたりして、それならずっと、
この映画館を贔屓にしてろよ!!
と、もうひとりの自分がツッコンでくるので苦しいです。
確かに、消え行く建物や町を懐かしんだり、悲しんだりする資格は、
そこにずっといた人や、贔屓にしていた人たちだけにあるのかも知れません。
なので、すまんかったです。という気持ちで小さくなって映画を観たのでした。
映画「コクリコ坂から」の内容と感想はおいおい書くとして、
助監督がなかなかいいことを言ったので、それをひとつ。
「壊されそうになる建物を救う話を、明後日壊される運命の映画館で上映している。
なんという皮肉だろう。」
一部脚色入ってますが、大体こんなことを言ってました。
うーむなるほど。
カントクは消え行く映画館の運命よりも、ヒロインのメルちゃんの運命が気になって
しょうがなかったのに。
すまぬよ宝塚会館。
しかし、君の運命を憂えるより、君の中で映画を見て、映画の登場人物のことを
考えるほうが、君の本来の役割を全うしているような気もする。
・・・。
さらば広島宝塚会館。
そんな映画と映画館の思い出を胸に、なんの関連性もないマンガ。
本日の更新。
どんぞ!!