こんちゃっす。
キスオちゃんです。
いぬかい五郎氏は現在福岡の大学に行ってるのですが、
こないだ福岡に台風が直撃して
五郎氏のアパートのTVが映らなくなってしまいまして、
そん時のお話です。
放送局や電波発信塔から発せられるTVの電波を
視聴者のTVアンテナがどれだけ受信しているかは、
それぞれの家庭のTVの設定画面で見られるのですが、
台風が去った後、その画面の写真が
いぬかい五郎氏から私の所に送られてきました。
受信の適正値は60以上らしいのですが、
五郎氏の部屋のTVのアンテナの値は18…
これでは放送をみることができません。
何日か後。
その日、母と弟夫婦とが暮らす家に私は訪れていて、
ちょうどトイレに入っていました。
トイレに座って爆撃をすませた後、
急に上記の件を五郎氏の代わりに
アパートの管理会社に
電話しようと思ったのがいけなかった。
電話相手の管理会社のお姉さんは
丁寧に話を聞いてくれ、
台風の後なので工事業者の点検は
少し遅れるかも知れません、
ああそうですね
少々待つのは全然かまいません、
なんて調子でやりとりが上手くいっていたんで、
つい次のことを考えて立ち上がろうと
中腰になったんです。
その時、私は弟夫婦の家のトイレが
自動水洗だったことをすっかり忘れていました。
キスオちゃんのケツの中にさっきまでいた
茶色いお友達を下水管に追いやるために
盛大に流れる水。
どんなに硬く、また、どんなに
粘り気があるお友達であっても、
決然とそして断固として下水場への旅を
提供してやろうと流れる水。
その音は轟々と鳴り響き、
電話という機械装置では通常わからないはずの
発信者のいる場所が、
明らかに特定できるように盛大に流れる水。
そして沈黙も流れた…
ややあって、お姉さんが冷静に
TV周りの配線の確認はしておられますか?
などど聞いてくるが、
通常電話をかけるべきではないと
多くの方が思っている私の現在地を
特定されたと思った私は動揺しており、
その質問に、
ああ、あは~ん、へへ~ん、は~いはい~と
これ以上のものはない
パーフェクトな生返事をしてしまいました。
ははあ多分このオッサン、
自分がトイレから電話していたことがバレてしまったと
動揺しているな?
しかし、TV周りの配線が外れていることはよくあるのだ、
無駄に工事業者を向かわせることは
会社の利益にもならんのだすまんがオッサン
もう一度確認させてくれ!
と思ったかどうかは知りませんが、
とにかくお姉さんはもう一度、
私が生返事していた話の箇所をもう一度尋ねてきました。
私はそれを聞いて、
ああさっきの生返事はやっぱり生返事に聞こえたのね、
重要なことをこのオッサンは聞き逃しているよね、
という判断で聞き返しているのね、と理解し、
何も無かったよ、何かボクの周りでおかしな音がしましたか、
しませんよね?といった落ち着いた様子で返答いたしました。
問題ないです。と。
確かに問題はなかった。
テレビ周りの配線の様子は問題ないと、
五郎氏に聞いていた。
しかし、
問題はあったがな…
別の所に…
キスオちゃん55歳の品位というものに…
中年男性のあるべき姿というものに…
皆様に置かれましては、
重要な用件をトイレの中で電話をしないこと、
そして、
自動水洗トイレには油断するなッ!
ということです…
ほんじゃ股!!